こんにちは、お湯太郎です。
２０２３年１月に福島県の湯野上温泉「民宿 沼袋」に行ってきました。
静かな温泉地でゆっくりしたい。
極上の温泉で肌も髪もきれいになりたい。
山の幸たっぷりな会津料理を食べたい。
そんな、欲求を８，５００円で叶えてくれるのがこちらの宿です。
（品数少な目、リーズナブルプラン）
じゃらんやグーグルの口コミもよかったので、かなり期待して宿泊しましたが、
もうね、結果以上。
清潔さ、食事、温泉、ホスピタリティ、コスパ
全てが揃っている宿だな～っと感じました。
欠点と言えば、、、
全３部屋しかないので、なかなか予約が取りにくい人気の宿ってこと。
サイトを見てみて、希望の日程が空いていれば迷わず予約してほしいです。
ほんとそれくらいおすすめ！
ってことでご紹介～。
妻も大絶賛の宿でしたので、女性やご夫婦での滞在もおすすめです。
湯野上温泉（民宿沼袋）へのアクセス
普通列車・・・約７時間（４，３５０円）
特急列車・・・約４時間（６，１４０円）
※上記の特急列車は浅草から会津田島の料金。
少しでも安くしたいなら鬼怒川温泉駅までの特急利用がおすすめ。
タイミングさえ合えば、所要時間はほとんど変わらず６９０円安く行けます。
また、東武鉄道の「ゆったり会津パス」を購入すると６，９２０円＋特急券（１４７０～２１６０円）×２で往復できます。
特急券を除いた乗車料金が８，７００円→６，９２０円となるので３泊以内の旅行なら買わない手はありません。
詳しくは↓で解説しています。
湯野上温泉へお得に行きたい（安く行きたい）
湯野上温泉への公共交通を知りたい
こんにちは、お湯太郎です。
宿は安く予約で来たけど、交通費が高いな～。
と毎回温泉に行くたびに思っています。
[captio[…]
駅からは宿の送迎付きです。（要電話予約）
当日の午前中に電話でしたが、快く迎えに来てくれました。
とっても話しやすい女将さんなので、車内も楽しかったな～。
歩いても１０分ちょっとで行けますが、冬季は雪があるかもしれないので、
送迎をお願いしましょう。
それでは、到着ってことで、チェックイン！
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２３年１月に福島県の湯野上温泉「民宿 いなりや」に行ってきました。 お腹いっぱいになるまで食べたい。 極上の温泉で、肌も髪もきれいになりたい。 田舎の優しい雰囲気を味わって、リフレッシ[…]
部屋：完璧な清潔感、床暖房もあり
チェックイン作業はピカピカで明るいフロントで。
足元がじんわり暖かいなっと思ったら、
なんとロビーと大きいお風呂の脱衣所は床暖房が入っているとのこと。
民宿で床暖房は初めてなのでビックリ。
部屋は１０畳の広々とした和室。
清潔感があって気持ちいい。
落ち着く部屋だな～。
この段階で宿選びの正解を確信しました。
別の角度から。
布団は最初から敷いてあるスタイル。
民宿なのに布団の上げ下げしなくていいのは助かりますね。
部屋はこんな感じで、襖で区切られているんだけど、
鍵がちゃんとあるので安心です。
Wi－Fiも部屋の目の前にあるので、快適そのもの。
ほんとに民宿かよって思うくらいの完成度です。
アメニティはこちら
- 人数分の浴衣
- バスタオル人数分
- フェイスタオル人数分
- 歯ブラシセット
ロビーにアメニティが置いてあるので、必要なものだけ持って行きましょう。
SDGｓ賛同のためらしいです。
けっこう必要ないものってあるし、素晴らしい取り組みですね。
トイレは部屋になく共用（男女別）です。
１階と２階にありますし、
そもそも３部屋しかないので全く不便は感じませんでした。
窓から見える景色は、
のどかな田舎の風景だったんだけど
起きたら、
一面の雪景色。
２つの景色を見れてとても得した気分でした。
リフォームして２０年以上も経っているとは思えないほど、
部屋、館内どこもピカピカで本当に気持ちいい宿です。
安心して滞在できるなー。
ってことで次は風呂を覗きましょう！
お風呂：まるで真水のような透明感があるお湯
お風呂は、
- 大風呂・・・８人以上入れる内風呂＋露天風呂
- 中風呂・・・２～３人用の内風呂
- 小風呂・・・１～２人用の内風呂
の３タイプを、鍵をかけて貸切にして利用します。
利用時間は２４時間の最高のやつです。
いやまてよ、たしか、
「今は最大でも３部屋しか受け付けていないんです。」
って女将さんが言っていたな
てことは、これは、、、
実質、部屋にお風呂が付いていると言っても過言じゃないな。
うん、その証拠に、いつでも待ち時間なくお風呂に入れました。
- 源泉名：５種の混合泉
- 泉質：単純温泉（低張性弱アルカリ性高温泉）
- 温度：５８．０℃
- ＰＨ：８．３
加水、加温、循環ろ過、入浴剤、消毒の表示は見当たりませんでしたが、
こんな表記もあるし、
この付近に、同じ５種の源泉を使用している飲泉所もあるし、源泉かけ流しと考えていいでしょう。
（宿の方も加水、加温、循環ろ過、入浴剤、消毒なしと言っていたので。）
大風呂：極上の露天風呂はまさに極楽
大風呂は部屋から一番近くの中二階にあります。
手前側は内風呂、奥右手は露天風呂に繋がっています。
１人で両方を貸切ることになるのでとても贅沢。
しかもここの脱衣所床暖房つき！
脱衣所寒くないのってそれだけで幸せ。
冬なので、いきなり露天風呂は寒い、、、
まずは内風呂で温まりましょう。
高温の温泉なので、自分好みに外気を取り入れて調整しましょう。
入ってみると、
さすが、お湯の神様がいる温泉！
なんだろ、本当にくせがない泉質で
本当に温泉？
って感じなんだけど、
身体からジワジワ～っと、疲れやストレスなどの不必要なものが抜けていく感覚、、、
どんどん身体が軽くなっていきます。
肌も髪もきれいになるし、
何回も入ると、若返るような。
マジで、極上の温泉です。
湯野上地区は外れがないな～。
分かりにくいけど、圧巻のオーバーフロー。
この穴から、熱いお湯が沸き出ています。
ほんと透明感のある綺麗なお湯です。
洗い場もスッキリしているし、水垢すらありません。
はぁ、来てよかった、、、
おっと、内風呂で満足しそうになったけど、露天風呂も楽しまなければ。
露天風呂
露天風呂も最高の一言。
内風呂よりもずっとぬるいので、冗談抜きでいつまでも入っていられるような。
冷たい外気とお湯のコラボが気持ちよすぎ。
じっと入っていると、頭皮からジワジワ汗が出てくる。
老廃物と良くないものが出ていってくれてるな～って感じ。
欠点はね、
これは民家から見えるよね（笑）。
一変して雪化粧した景色を見ながらの入浴は、
まさに極楽。
これぞ日本って感じ。
これで、８，５００円は頑張りすぎですよ。
中風呂：十分すぎる広さのお風呂
中風呂と小風呂は１階の奥にあります。
ここもお湯が透明だな～。
外気の冷たさで半身浴が捗る。
ジワジワ汗が出てくるいいお風呂です。
小風呂：むしろ小さい方が新鮮
ここもいいお風呂です。
小さい方が湯の循環が早いので、考え方によっては一番贅沢かも。
このお風呂にみんな入ってるなーって印象でした。
てか、中と小で普通に温泉宿として営業できそうですよね。
中が男湯、小が女湯みたいな感じで。
これで８，５００円だもんな～、
恐れ入ります。
ってことで次は夕食！
食事：それぞれ個室でゆっくり
まずは食事会場の説明。
朝夕ともに個室です。
パーテーションの後ろに他のお客さんがいるエセ個室じゃなくて
ガチな単独利用な個室です。
他のお客さんは別の部屋に通されていました。
なんでも昔は、地元の団体客の宴会がメインだったそうです。
なるほど、だからこんなに広い個室があるんですね。
雰囲気は高級料亭ですね！
夕食：山の幸多めの会津料理を熱々で（じゃらん東北部門第２位の夕食）
夕食は１８時から。
「熱いものは熱いうちに食べてほしいから、どんどん持っていきますね。」
っと女将さん。
これは期待できるな～。
最初から用意されているメニューは
豚肉のすき焼きセットと、
山菜小鉢セットが用意されていました。
お、山菜楽しいねっと右下の「こごみ」をつまむと
これは日本酒を～。
ホロ苦い味が日本酒を欲します（笑）
「国権」を熱燗で。（５５０円）
左下のウドでお酒をやっつけます。
ウドの爽やかな香りが鼻を抜けてく～、
から追うように、キリっとしたお酒をくいっと飲むと
．．．
うわ、脳汁出そう。
思わず目を瞑って、味を感じてしまったぜ。
右上の、にしんの塩漬けもいいよー
噛めば噛むほどジュワっと味が染み出てくる。
味を出し切った後、最高のタイミングで日本酒を流す。
これもたまらないぜ。
左上の会津名物のイカ人参も嬉しいね。
女将さんから
「春になると山菜がもっと美味しいんですよ～。」
って、
あーもうこれは春に行くしかない。
なんてやり取りをしていると、
熱々の茶わん蒸しが登場。
シンプルな具材なんだけど、
柚子と桜エビの風味がとても上品でいいね。
クリーミーなタイプです。
器はこだわっていないって言ってましたけど、
センスの良さがでています。
調度品とか食器は旦那さんの担当なんだって。
器が好みだとさらに食事が楽しくなるね。
岩魚が届きました。
天然ものじゃなくて、養殖物らしいけど、
そんなん関係ないね、
脂が乗ってて美味しすぎる。
塩加減も抜群で頭まで余すとこなくいただきました。
頭らへんがトロトロでホロ苦く一番お酒に合いました。
ここで、火にかけていた、すき焼きがぐつぐつしてきました。
んで、
やっぱ、肉には酒より米！
我慢できずにお米を貰っちゃいました。
最高の組み合わせ楽しんでいると、
かぼちゃグラタンのお出ましです。
これは地元の宴会がメイン客だった時代の人気メニューとのこと。
甘そうだなっと思ったんだけど、
ホクホクのかぼちゃとチーズの焦げた味のハーモニーがたまらん。
しかもかぼちゃは自家製とのことです。
いいねー
いいねー
ほんと美味しすぎて、器舐めそうになるくらい、ギリギリまで食べました（笑）。
揚げたての天ぷらが来ましたー。
ピーマン、なす、しいたけ、まいたけ、春菊。
天ぷらはビールで、、、
っと思ったんだけど、まさかの妻ストップ（笑）
オールフリー（３５０円）で喉を潤していきます。
天ぷらって野菜が主役ですよね！
とくにキノコ類は大人になるほど好きになるな～
会津の肉厚のしいたけがまじで美味しすぎました！
帰り駅で買うほどでした。
〆は温かいお蕎麦ってのも素晴らしすぎる。
会津は水がいいから蕎麦もうまいな～。
出汁も濃すぎないのがいいんです。
会津はすごい私好みです。
デザートの自家製プリン。
これも器が素敵すぎて、高級カフェのよう。
ほんと素敵な時間を堪能させていただきました。
全体的にお酒に合うメニューだなと。
こんな賞を受賞するのも納得です！
さすが、東北エリア第２位の夕食でした！
これは朝食も楽しみだな。
朝食：これぞ温泉宿の朝食
朝食は７時３０分からにしました。
これはご飯がすすむやつだな。
鮭は西京焼きと拘っているな～。
大根の煮物は熱々を持って来てくれました。
味染みまくりです。
ちょんと乗った柚子がセンスいい。
揚げ茄子も美味しくてご飯もすすむし。
朝食も大満足でした！
まとめ：全ておすすめ出来る満点の宿
「民宿 沼袋」のおすすめとして
- 極上のお湯を24時間貸切
- 山の幸たっぷりな食事
- 空気がきれい
- ８，５００円のコスパ
- 綺麗すぎる部屋
いやーケチのつけようがない宿です。
ほんと８，５００円で大丈夫なの？ってクオリティですから！
貸切の温泉に癒され。
美味しい料理を楽しみ。
優しい女将さんの元気を分けてもらって。
今回も最高の滞在になったな。
次回は、
山菜が一番美味しい時期に泊まりに行きます！
ってことでおしまい！
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