こんにちは、お湯太郎です。
2022年3月に栃木県湯西川温泉の「清水屋旅館」に行ってきました。
湯西川温泉は、平家の落人伝説の残る歴史ある温泉地です。
栃木県の中でも山間に位置し、静かなとてものんびりした場所です。
また、「楽天2016年美肌の湯」を獲得した温泉地です。
そんな湯西川温泉にある「清水屋旅館」は、
なんと、築450年になる古民家に宿泊できる旅館です。
450年って江戸時代より前の建物、、、
※10年くらい前は茅葺屋根だったみたい。雰囲気あっただろうなー。
現在は1日1組のみの完全貸切宿として営業しています。
完全貸切なので、気を遣わず温泉三昧が楽しめる旅館でした。
ご夫婦で営んでいるようで、まさに「田舎のおばあちゃん家に遊びに来た」という表現がとてもしっくりくる宿です。
宿泊料金が1泊2食付きで8,950円(入湯税含む)とリーズナブルなのも魅了的。
唯一無二の宿だと感じたのでご紹介します。
それでは、湯西川温泉「清水屋旅館」の記事をどうぞ。
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湯西川温泉へのアクセス
バス停「本家伴久旅館前」徒歩3分。
鬼怒川温泉駅・・・約55分(1,800円)
湯西川温泉駅・・・約20分(900円)
湯西川温泉までのアクセスは、こちらの記事に詳細にまとめています。
湯西川温泉へお得に行きたい(安く行きたい)
湯西川温泉の公共交通を知りたい
こんにちは、ジャランです。
関東の隠れた名湯「湯西川温泉」
栃木県日光市の奥に位置し、すぐ北は福島県。山間にある温泉地です。
[…]
部屋:6畳2間の歴史ある空間
まずはチェックイン。
チェックイン開始時刻はなんと13時。
15時開始の宿が多い中、13時は嬉しいです。
チェックイン作業はなく、すぐに部屋に案内してくれます。
趣ある階段を昇って2階にある部屋に宿泊です。
襖で仕切られているだけの昔ながらのお部屋。
寒い季節の温泉宿にコタツ、、、あとはみかんがあれば完璧。
どこか昭和にタイムスリップしたような雰囲気が懐かしくもあり、とても落ち着きます。
部屋から見える景色はとても神秘的。
夜は川の音と雪が屋根の上から落ちる「ドサッ」という音だけ。
とても静かで贅沢な時間。
2間続きの部屋なので寝室が別にあるのもいいですね。
布団は最初から敷いてありました。
布団はとても軽いのでぐっすり眠れました。
ただ、3月の夜は氷点下になるのでこの子には頑張ってもらいました。
4時間おきに「ピーピー」鳴って延長ボタンを押すのがネックか(笑)
お茶請けは湯西川銘菓「平家最中」
甘すぎずちょうどいい大きさの最中。
添加物を使用していないのも嬉しい。
部屋には冷蔵庫もあります。
その他にアメニティとして
- ボディタオル
- バスタオル
- 使い捨て歯ブラシ
- 浴衣
- 衣類ハンガー
最低限必要なものは一式揃っています。
天井が低い(175センチくらい?)のも昔の建物の証拠です。
天井が黒いのは茅葺屋根のころは雪が屋根に積もらないように、囲炉裏の火を絶やさなかったのが原因とのこと。
ここのお母さんが教えてくれました。
基本的にはほっといてくれますが、1回話し出すと止まらない。
とっても親切で可愛らしいお母さんです。
共同部分:洗面台&トイレ
共同部分と言っても貸切なので占有利用ですが。
平常時は共同で使用していた部分なので共同部分としてご紹介。
洗面台
洗面場所は階段を下りた1階にあります。
湯西川は水が綺麗なので水道水も甘くておいしい!(私見)
風呂上がりに飲む水は冷たくてサイコーでした。
※国土交通省が管理する関東の1級河川で、2017年の水質が最もよかったのが湯西川。
ドライヤーもここにあります。
お母さんから
「貸切なのでパンツでウロウロしてもいいからね」
と言われたので風呂上りはここでパンツ姿で過ごしていました。
実家以上にリラックスできたな~。
ここには漫画もあります。
クッキングパパ、黄昏流星群、味いちもんめ等古い漫画がありました。
朝は、コーヒーを淹れておいてくれます。
水がおいしいのでコーヒーがすごく美味しい。
たっぷりな量も嬉しいです。
トイレ
トイレはこんな感じで、4つあります。
お風呂:湯の花が浮く極上の温泉
お風呂は源泉かけ流し。
循環なし、加水なし、加温なしの天然温泉。
女湯の方は壊れているらしく、男湯の方を使用。
脱衣所の入り口を開けると、
※脱衣所は1畳ちょっとって広さ。
ブワっと硫黄の匂いが。
なので、こんな確認書も掲示されています。
自家源泉を使用しているのもナイスです。
湯西川地区の旅館で硫黄の臭いは清水屋さんだけとのこと。
浴室はこんな感じ。
2人~3人ってくらいの大きさ。
結構熱いお湯でした。
泉質はさすが美肌の湯。
トロトロしていて、まさに化粧水要らずの湯です。
自家源泉もドバドバ投入されています。
そしてこれ
ちょっと分かりにくいですが、白い点は湯の花です。
湯の花が浮いている温泉っていいですよね。
美容効果もあるとか!?
食事:手作り感満載の田舎料理
食事は1階にある部屋でいただきます。
時間になるとお母さんが階段の下から
「用意できましたよー」って
こんなとこも実家すぎ(笑)。
夕食
夕食は18時からでした。
時間の融通は効くようでしたが、やることもないので指定された時間にいただきました。
まずは、全体図。
「田舎料理ですけど、、」と控えめなお母さん。
豪華なお肉より、こっちの方が私は嬉しい。
田舎料理ってプラスの意味だと思います。
「みそ汁のかわりに」
って鍋だよこれは(笑)
鶏肉や鴨肉が入っているので色んな出汁はしっかり出ていて美味しすぎます。
焼き目の美しい豆腐が見た目にいいっすね。
出汁の効いた醤油ベースのスープが美味しい。
スープまで完飲してフィニッシュ。
朝食
朝食は夕食と同じ1階の部屋。
7時から8時の間で好きな時間を選べました。
全て手作りで、ご家庭にお邪魔しているようなメニューです。
添加物とかほとんど使ってないんだろうな~。
いつもの丼ぶり。
夜も思ってたけど、お新香が異様に美味しいです。
身体に優しく、1日が元気に過ごせる朝食でした。
まとめ:お母さんの人柄が最高
食事に温泉、古民家貸切、本当に素晴らしい体験が出来る最高の宿です。
それは前提として、、
この宿で一番素敵なのは、お母さんの存在です。
もうね、話しているとなんか温かい気持ちになれる人なんですよ。
宿の設備や居心地ももちろん大事なんですが、
やっぱり最後は人なんだな~って思いました。
リピーターさんが多いのも納得。
すっかりお母さんのファンになってしまいました。
みなさまも是非遊びに行ってください。
いつまでも素晴らしい宿を残してもらうために、応援していきたい思いました!
こんにちは、ジャランです。
2020年の年末に湯西川温泉の「高野旅館」に行ってきました。
高野旅館の特徴は
湯西川で数少ない囲炉裏料理が食べられる。
4つの貸切温泉(源泉かけ流し)。
音がほとんどない静かな[…]
アクセス
鬼怒川温泉駅からバスで60分 湯西川温泉駅からバスで20分
ホテル伴休前下車 徒歩30秒
湯西川の中心で便利です。
大晦日の宿泊でしたが、1泊2食付きで9,300円でした。
部屋
[…]