こんにちは、ジャランです。
今回は群馬県の秘湯「霧積温泉 金湯館」に宿泊した体験記です。
アクセス
駅からの送迎が必要な場合は前日までに電話で予約します。
JR信越本線横川駅13時57分着の電車に合わせて宿の方が車で迎えに来てくれます。
所要時間は駅から約40分。
カーブが多い山道を行きますので、車酔いしやすい方は酔い止め必須です。
部屋
部屋は、コタツのある部屋と寝室に分かれていて、十分な広さがありました。
私たちは2人で行ったので、この間取りの部屋だったのかもしれません。
1人だと少しコンパクトな部屋になるかもしれません。
室内は掃除がきちんとされており、清潔な印象です。
ただ、建物がとても古い点と、部屋に鍵がない点は気になる人は気になるかもしれません。
お茶請けは磯部の名物「開運福だるま」でした。
外の景色を眺めながら、コタツでゆっくりする時間は最高です。
部屋に冷蔵庫はありません。
ドライヤーも部屋にありませんので持参することをおすすめします。
布団は最初から敷いてありました。布団の中に電気アンカを入れてくれてあります。
掛け布団にはリネンがないので、気になる方もいるかもしれません。
掛け布団の下には毛布も用意されており、寒さ対策は十分なはずですが、建物が古いためか石油ストーブを付けていても寒さで何度か起きてしまいました。
洗面台は共用です。
ここにドライヤーがありました。
岩清水が常に流れています。すっきりしていて美味しいです。
ペットボトルに汲んで部屋でも飲んでいました。
こちらは温泉が出ています。(飲泉できます)
湯量が豊富だからできることですよね。
風呂
男女別の内湯が1つづつあります。
湯量は毎分300ℓとのことですので、常に大量のお湯が沸き出ています。
温度はぬるめ、のぼせることなくいつまでも入ってられます。
じっとしていると炭酸成分がシュワシュワとまとわりついてきます。
ここの温泉はとにかく美肌効果がすごい!数年前の自分の肌を思い出しました。
新しくて綺麗な宿が好きな妻も「エステに行くなら金湯館に行きたい」と言うほどです。
また飲泉もできるようなので、ぐびぐび飲むと体の内から元気になっていく気がします。便秘は治りました笑
温泉のパワーをひしひしと感じるとても素晴らしい温泉です。リピートした温泉は初めてです。
トイレ
共用です。
建物には数か所あったので不便には感じませんでした。
学校の洋式のトイレのようですが、清掃はしっかりされてますので不快感はありません。
夜行くときは寒くてきつかったです。
食事
朝・夕ともに部屋食です。
コタツで周りを気にせずゆっくりいただけるのが嬉しいです。
夕食
山菜の天ぷら、刺身こんにゃく、鮎の焼き物、山菜のお椀、野菜の煮物、たっぷり豚汁、つけもの。
山菜の天ぷらは本当に美味しいです。普段は海鮮の天ぷらばかり食べるのですが、ここで食べる山菜の天ぷらはどこの天ぷらよりおいしいです。
刺身こんにゃくもナンバーワンです。薬味と一緒に食べるのが最高です。
豚汁はゆずが入っていて香りがいいです。
土地のものを食べる、どれも本当に美味しくて幸せです。
せっかくのなので霧積温泉の日本酒もいただきました。1000円です。
日本酒に詳しくないですが、コタツに日本酒は食事の時間を盛り上げてくれます。
朝食
朝食の珍味はどれもご飯に合う内容です。
おひつに盛られた大量のご飯をいつも完食してしまいます。
岩清水で炊いたご飯はとても美味です!
おにぎり弁当
おにぎり弁当付きプランにて宿泊すると朝食時に持ってきてくれます。
おにぎりはかなりのボリュームがあります。
中身は梅干しでした。箸休めの漬物と佃煮も地味に美味しい!
色々エピソードがあるおにぎり弁当なので話のネタに是非!
立地
山の中なのでなにもないですが、金湯館自体が観光地です。
冬は水車の氷柱、秋は紅葉、初夏は新緑と季節を楽しめます。
一度だけカモシカも見ました。
明治からの歴史がある建物なので、敷地内を見て回るのも楽しいですよ。
まとめ
女将さんは話し好きなのか色々話してくれます。女性は温泉で会うと話が聞けて楽しいみたいです。
この宿はなんといっても泉質が最高!これにつきます。
建物が古かったり、夜寒かったり、トイレが部屋になかったりと不便なところはありますが、それでも最高の温泉宿だと思わせてくれる魅力があります。
秘湯好き、温泉好きには間違いなくおすすめです。