こんにちは、お湯太郎です。
2023年7月に、草津温泉「ペンションレザン」に行ってきました。
湯畑から徒歩10分程度の場所に、
大人におすすめな温泉宿を発見しました。
今回ご紹介する宿は、「本格的なフレンチのコースとワインが自慢の宿」です。
「温泉旅館でフレンチ?」
って思っていましたが、
行ってみるととてもいい宿で、圧倒的な非日常感を感じる最高の滞在となりました。
宿泊料金は1泊2食で11,000円~。
この値段でフレンチのコースと極上温泉が楽しめるとは、、、
はっきり言って「格安」だと感じました。
となれば紹介しなくてはと言うことで、ご紹介~。
部屋:フランスのプチホテルみたい!
チェックイン開始は15時から。
とても素敵な談話室でチェックイン。
パリのプチホテルさながらの雰囲気がとてもいい感じです。
旅館と違う雰囲気もたまにはいいですね!
白を基調とした廊下がいいですね。
ちょっと薄暗いのもヨーロッパっぽいかも。
部屋はシングルのツインルーム
2面採光でとても明るい部屋!
両方の窓を開けてみると、とても爽やかな風が。
お~、これが避暑地ってやつか。
東京は連日35℃オーバー。
草津のとても涼しい風に移住を考えるほど。
そのくらい心地よい風が通り抜ける部屋でした。
あー、夏は高原の温泉地で過ごしたい(笑)。
そうそう、口コミに布団が汚れてるとかシミがあるとありましたが、
一切そんなことはありませんでしたのでご報告します。
むしろ、しっかり掃除しているんだとなと印象を受けました。
窓からの景色はこんな感じ。
夜まで賑わっている中心街と違って、とても静かでゆったり出来るのがいいですね。
それでいて湯畑から徒歩10分程度。
最強の立地です。
お、お茶請けは名物の「花いんげん甘納豆」ですね。
パクパクって無限に食べちゃいそう、これは中毒性あるやつやな。
帰りに買って帰らなければ。
クローゼットの中にスリッパがありました。
靴で移動だとリラックスできないので助かる~。
アメニティはこちら。
- 浴衣
- バスタオル
- ハンドタオル
- 歯ブラシ
ダイニングルームでは浴衣の着用が禁止との注意書きがありますね。
部屋にトイレあり。
この値段で部屋にトイレがあるのは嬉しいです。
部屋にあるのとないのでは快適度がだいぶ違う。
共用部分
廊下には共用の冷蔵庫があります。
これはフロント周辺。
んで、これが唯一残念なところなんだけど、
この周辺だけタバコの匂いがします。
苦手な人は嫌だろうな~。
もちろん、部屋や他のスペースはそんな臭いはしませんのでご安心を。
ワインセラーもありますねー。
これはあとでオーナーにお願いして見せてもらおっと。
ってな感じの館内です。
楽しみな夕食は18時30分~。
となれば名湯草津を感じますか。
お風呂:さすが東の横綱、言わずもがなです。
まずはお風呂の概要
- 地下1階に男女別の内風呂
- ジェットバスがそれぞれ配備
部屋数も多くないので、常に独泉で楽しめました。
利用時間が24時ってのも最高です。
ジェットバスは22時までの利用ですが、
ジェットバスは温泉ではないので実質ノーダメ。
温泉の成分表はこちら。
重要事項を以下のとおり。
- 源泉名:万代鉱
- 泉質:酸性ー塩化物・硫酸塩温泉
- 温度:96℃(使用位置43℃)
- PH:1.5
加水、加温、消毒、循環ろ過なしのパーフェクトな温泉です。
しかもね、
オーナーの職人技で加水無しで入浴できるんです。
草津って自分好みに加水して入浴するイメージだったので、ちょっと衝撃的でした。
なんでも、毎日湯の温度を確認して、その日の湯量を調整しているとのこと。
ワインだけでなく、温泉にも熱い情熱を感じるオーナー。
最高っす。
それでは、いざ入浴。
これこれ!
このクリアなお湯を見ると草津って感じがします。
透明感が神々しい。
ジャグジーはこんな感じ。
温泉ではないです。
やはり温泉好きとしては温泉の方が魅力的だなと。
洗い場はこちら。
今までの人生で、水圧が1番強いシャワーでした(笑)。
ほんと笑っちゃうほど強いんです。
脱衣所です。
ドライヤーはこちらに。
ちょっと古いタイプですが、問題なし。
やはり草津の温泉は間違いないです。
肌も余計なくすみとか無くなって綺麗になった気がする。
そしてなんだか身体が軽い。
へへ、いい気分。
次は夕食!
食事:雰囲気抜群のダイニングで優雅な時間。
夕食:本格フレンチにワインをあわせて。
ディナーは18時30分から。
時間が決められているのは、最も美味しいタイミングで提供するためとのこと。
これは期待が高まるぜ。
お、時間です。
ダイニングへ向かいましょう。
扉を開けると、とても優雅なダイニングにテンションがあがります。
冬は暖炉も点いているのかな。
BGMのクラシックもいい感じで、まさに大人の空間。
うん、これは浴衣は禁止なはずだわ。
背筋が伸びるカトラリーの配置。
うん、たまにはこんな夜もありです。
本日のメニューはこんな感じ。
自家製の無農薬野菜ってのもいいですね。
小さな宿なのにメニュー表もしっかり作っていて、ここにもムッシュのこだわりを感じるぜ。
それではスパークリング(2,000円)で
santé !(サンテ)
さあさあ、素敵なディナーのスタートです。
まずはパテドカンパーニュが運ばれてきました。
ソースはブルーベリーソース。
ソースが肉の臭みを消してくれているのか、一切の臭みなし。
丁寧な料理でとても美味しい。
これはゆっくり味わいたい一品です。
添えられているパセリは自家製とのこと。
パセリを美味しいと感じたのは初めてかも。
個人的にビックリです。
うん、1品目からフランスの家庭料理を感じて大満足。
ここでおススメのワインをオーダー。(4,000円)
本日のメインはボルドーワインを使ったソースなので、ボルドーワインがおすすめとのこと。
開栓し空気に触れさせとくと旨味が増すんだって。
へー!勉強になる。
こんな会話も楽しいね。
ワインリストは3,000円~50,000円位でした。
これは色々試したくなる!
2品目のスープが運ばれてきました。
コーンの甘みが凄いな~。
添加物とかを感じない自然な味わい。
身体が喜んでいる。
食べ放題のバケット。
さすがに自家製って訳ではないけど、
提供前に軽く焼いて出すんだって!
バケットでスープを残さずいただきます。
鰆のポアレが来ました。
このタイミングで赤ワインを始めましょう。
とろろ昆布を乗せた肉厚な鰆を一口食べて、、、
その余韻を赤ワインで流す。
花が開いたような最高な後味が幸せな瞬間。
魚には白ってイメージだけど、これは抜群!
素敵な夜が加速してくぜ。
メインとメインの間にサラダで口を整えます。
ビネガードレッシングがかかった自家製サラダ。
ねー、大変。
このサラダワインに合う。
いよいよ主役の登場です。
肉食べてるなーって感じるステーキ。
ボルドーワインのソースでいただきます。
肉を食べてから、すかさずワインで流す。
あ、
これってワインがあって初めて完成する料理なんだ。
ってフレーズが勝手によぎります。
ステーキを食べて、ご飯ではなくワインを欲したのは初めてかも。
まさしくワインを飲むためのステーキです。
付け合わせの焼き野菜もとてもいい具合に仕上がっています。
品質がいいのはもちろんだけど、若い時フランスで修行したという、
ムッシュの力量をしっかりと感じます。
はぁ~ソースを絡ませたズッキーニうま。
そうそう、普段はお酒も飲まず、肉が苦手な妻も、
これには大絶賛。
自らワインを飲んでいました(笑)。
ワインが苦手って思ってる人に是非ともおすすしたい。
ワインの本当に美味しさを感じられると思います。
あー、終わってしまうのが惜しい最高な夜だわ。
ワインをしっかり堪能して、最後はドルチェです。
コーヒーはフレッシュな酸味を感じ、ワインのあとにピッタリ。
ヨーロッパのエスプレッソさながらの濃さで、
最後までヨーロッパを感じました。
やっぱり美味しい料理とお酒って会話がすすむね!
ムッシュやマダムとも話せてとてもよかった。
気さくなお二人に感謝。
しっかり2時間近く。
とても記憶に残るスペシャルな夜になりました。
あー幸せ。
優しい光が入ってきていて、夜とは違った雰囲気のダイニング。
朝食は和食か洋食かを選択する仕組みです。
私は洋食をオーダー。
洋食をオーダーするとオレンジジュースからスタート。
次はフレンチドレッシングのサラダ。
トマトが甘くて美味しい。
トースト&オムレツ。
バターをたっぷり塗ったトーストにオムレツを挟んで食べるのがおすすめ。
高級なホットサンドみたい。
ヨーグルトも出てきました。
洋食にはコーヒーがついています。
和食にはコーヒーがつかないので、洋食の方がおすすめかな~。
和食
和食のメニューはこんな感じでした!
オムレツではなく玉子焼きです。
とてもシンプルな朝食でした。
うん、なんかヨーロッパっぽい(笑)
まとめ:大人の隠れ家的な宿。これは再訪しなければ。
ここは大人のための宿でした。
極上の温泉に癒され、ゆっくりディナーを楽しむ。
こんなに素敵な時間はなかなかないです。
圧倒的な非日常感をお約束します。
そうそう、夕食後にワインセラーを見せてもらいました。
すごいいい雰囲気。
なんか男が憧れる空間です。
もっと色々なワインの楽しみ方を教えてもらいたいな。
ってことで再訪決定!
それじゃ、おしまい!
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