こんにちは、お湯太郎です。
2024年2月に静岡県の雲見温泉「美沢屋」に行ってきました。
海鮮と言ったら伊豆です!
伊豆の中でも雲見に行っておけば海鮮は間違いない、、、
今回滞在した「美沢屋」さんは間違いなくトップクラスの海鮮料理を提供している宿。
食材の良さはさることながら、大女将と若女将のアレンジがとても秀逸なんです!
あぁ、思い出しただけでも脳が海鮮を求めてしまう、、、
間違いなくリピート確定の宿でございます。
もちろん温泉は源泉掛け流し。
そして宿泊料金は、
驚愕の1泊2食で9,900円。
このインフレ時代にとてもありがたい。
とりあえず、行って損することはないと思います(笑)
それではチェックイン!!
部屋:ありがたい14時チェックイン、部屋は清潔そのもの
チェックインは14時から。
雲見に多い14時チェックイン。
この1時間がとても大きいんだよな~。
お風呂一回分得した気分です。
玄関を開けた瞬間のピカピカな床がとても印象に残りました。
この感じの床の宿にはずれはありません。
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これはとても期待できるぜ。
客室がある2階の廊下もピカピカですね。
とても居心地がよく気持ちのいい部屋。
やっぱり、清掃状態がいいと不安がなくなるよね。
そして何と言っても部屋を通り抜ける爽やかな風。
これが風呂上がりにとても気持ちいいんです。
空気が綺麗ってそれだけで素晴らしいですよね!
窓の外を見ると、
「ピーヒョロロ、、、ピーヒョロロ」
あ、トンビの鳴き声が聞こえてきます。
やっぱり雲見はいいな~。
なんだろう、、、とても懐かしい。
小学生の夏休みを思い出すような、ノスタルジックな気持ちになります。
別の角度から。
テレビを見るための小銭投入口や、ビデオデッキがありますね。
「小さい時におじいちゃんと行った旅行ってこんなんだったな~」って
おじさんホイホイ。
あ、テレビは無料で見れるのでご安心を。
お着き菓子は、手作りの「げんこつ飴」
甘いんだけど甘すぎなくちょうどいい味。
お茶に合うな~。
お着き菓子が手作りな宿って食事がとんでもなく美味しい説があります。
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民宿なので布団はセルフで。
清潔感があってとても熟睡できました。
アメニティこちら
- フェイスタオル
- バスタオル
- 浴衣
- 歯ブラシ
- 湯美だび
なんと湯美たびまで。
一万円を切る価格で、ここまでのアメニティ。
ありがたすぎます。
館内(共用部分)
共用のトイレこちら。
トイレもめちゃくちゃキレイ。
でも、男女共用なので苦手な人は苦手かも。
洗面台はこちら
洗面台はキレイだし使い勝手もいい。
部屋の目の前ですしね。
ドライヤーはこちら。
1台しかないけど、そもそも稼働している部屋が3部屋なので取り合いにはなりませんでした。
ってな具合でとても過ごしやすいお部屋です。
一番風呂して、景色見ながらビールは最高だったなぁ。。。
汗だくで渇いた身体にしみるしみる。
温泉旅行の醍醐味の一つだよね。
それでは温泉に汗をかきにいきましょう。
お風呂の概要
お風呂は2つあります。
↑の画像にあるように完全貸切で利用します。
部屋数が少ないことと、熱い温泉なので回転が早いので、
全くストレスなく好きな時に入れましたよ。
利用時間は
- 14時~22時
- 6時~10時
夜は割り切って早めに寝てしまいましょう。
よく眠るのも温泉旅行の醍醐味です。
温泉の成分表はこちら
- 源泉名:三浦1号、三浦5号、三浦5号 混合栓
- 泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)
- 温度:48℃
- PH:7.3
もちろん、
加温、加水、循環ろ過、消毒なしのパーフェクトなお湯でございます。
分かっているけど、全ての項目が「無」の表記があると安心するよね。
ってことで、
いざ入浴
冬だから体感43度ってところでしょうか。
ちょっと熱いけどこれがクセになります。
「ドバドバ」っと豪快にかけ流し!って訳にはいかないけど、
少しずつ温度調整をしながらの適正な投入量です。
見栄えだけよく、ドバドバと投入して、あげく加水だったら本末転倒です。
ってのも
塩化物温泉=塩
塩には清めの効果や浄化作用があると考えられています。
これって本当だと思うんですよ。
だって、塩化物の温泉に入るとストレスが抜けていく感覚っていうのがはっきり感じられます。
顔を触ってみるとヌルヌルしたものが、、、
私は、これがストレスとかよくないものなんだろうなと考えています。
はぁ~、今回も悪いものが抜けてくぜ。
塩化物温泉に入った次の日ってめちゃくちゃコンディションいいんだよな。
うん、ここも最高の温泉です!
オーバーフローはこんな感じ。
こちらはもう一つの浴槽。
そうそう、美容効果もバッチリです。
まず、トーンが一段階上がったような。
肌の色がとてもよくなりました。
これは風呂上がりすぐに実感しました。
次に、肌のコンデイションがベストに近いものになるし、なんか小じわが消えている気がする。
そして、寝て起きたら
よく眠れたこともあってか目のクマが久しぶりにない!
やっぱり温泉はヤバいな、、、
毎回言っているけど、温泉はエステを上回る!笑
洗い場と脱衣所はこんな感じ。
シンプルかつ清潔です。
本当にどこもキレイな宿だな~。
ってことでとてもパワーを感じる温泉でした。
汗とともに悪いのもが流れ落ち浄化&リセットできたって感じです。
悪いものを出し切ったら腹が減るのが道理です。
今夜は豪華海鮮祭りです笑。
食事会場は1階にあります。
嬉しい個室利用でした!
周りに気をつかわず、身内だけで食べる食事ってやっぱりいいよね。
夕食:圧倒的豪華スタンダードプランとは
夕食は18時から。って
おいおい、期待以上に豪華じゃねーか!
これでスタンダードプランだから信じられません。
もぉ、同行者含めてテンションが最高潮なのは言うまでもないっす。
まずは、食前酒で乾杯!
赤紫蘇と焼酎を使用した自家製のお酒です。
紫蘇の爽やかな香りのあとに、思いのほか強めのアルコール。
飲める人も飲めない人もみんなで乾杯!
いいねー楽しくなってくる!
さてさて、初手はこの三点盛セットをいただきますか。
手前はきびなごの南蛮漬け。
軽い食感とお酢の酸味が食欲を増進させる、初手にピッタリの味。
ってか絶対新鮮なやつだよこれ、揚げちゃって贅沢だな~。
右奥はスナップエンドウのカラシマヨネーズ和え。
新鮮なスナップエンドウってここまでうまいのか!
スナップエンドウのえぐみがなく完璧な味わい。
左奥はめかぶです。
こちらは三陸産のもの。
常連さんが毎年送ってくれるんだって。
歯ごたえ抜群で「本物」って味。
てかてか、どれも食材はもちろんなんだけど、とても繊細な味付け!
これは女将さん料理の腕が抜群のやつですやん。
サザエのバター焼き。
コリッコリの食感に肝の苦み。
これはとてもビールに合うな~。
いや、日本酒でもいい苦みだぞ。
半分残しとこ。
自分で網で焼くのもいいけど、料理上手な人にあらかじめ調理しておいてもらった方がおいしいね。
(ビールの写真を撮り忘れてしまいました、、、銘柄はサッポロで600円です。食事会場の写真に写っています)
ビールのパートナーといったらこちら。
パリパリの香ばしい海老の殻がたまりません。
口の中にささらないように気を付けながらビールで流し込む。
旨味の爆弾や、これ。
はぁこんなん最高に決まってるよ。
尻尾から頭までいけちゃいます。
どーんと舟盛です。
写真は三人前。
舟盛があるなんて、、、さすが雲見の民宿はコスパ最高です。
- まぐろ
- いさき
- いか
- えび
いさきをメインとしたラインナップ。
ツマの大根やからし菜は自家製とのこと。
たしかに彩の野菜も新鮮なんすよ。
これはキレイに食べるしかない!
てことで、お刺身には日本酒をいただかなければ、
(あらばしり、630円)
ねっとりしたとても濃厚な「マグロ」で一杯。
こりこりな食感の「いさき」で一杯。
味が濃く、強い甘みを感じる「イカ」で一杯。
んで、「海老の身」で一杯。
最後は「海老味噌」を吸って一杯。
って海老味噌が濃厚~~
とても一杯では流し込み切れないぜ。
どれもこれも脳を強烈に揺さぶってきやがる。
お刺身って、最初は美味しいんだけど、最後の方はキツくなることってありませんか?
でもここのお刺身は違うんです。
ツマとか付け合わせが新鮮なのもいいのかな?
最後までとても美味しくいただけました。
ここで天ぷらが運ばれてきました~。
天ぷらは伊豆で採れた山菜の盛合わせです。
まさか天ぷらまであるとは、、、恐れ入るぜ。
- 明日葉
- ふきのとう
- 明日葉、人参、川海苔のかき揚げ
とくにこのかき揚げが異次元のうまさ。
人参の甘さや、明日葉のサクサクとした食感、ふと気が付く川海苔の風味。
これを温泉を煮詰めて採取した塩でいただきます。
うーんこれは、
マジでナイスコラボレーション。
お互いに高め合うとはまさにこのこと。
天ぷらとは思えない軽さも最高だね。
ただただ、一流店と遜色ない天ぷらでこざいました。
お肉の料理もありますぜ。
自家製の甘夏のジュレでいただくチャーシューですね。
自分の山で採れた甘夏を白ワインと合わせたジュレだって。
甘夏のほのかな苦みがお肉にベストマッチ。
そうそう、宿にこんなんありました↓
ってことでほい
甘夏のジュースで一旦リセットしましょう。
うわ、爽やかだな~。
甘夏の専用の冷蔵庫で保存しているんだってさ。
こんな天然のジュースが飲めるのも幸せだな~。
ってことで後半戦!
左はハスイモの胡麻和え。
胡麻和えの上品さにシャキシャキな食感がたまらん。
お漬物ももちろん自家製。
あ、素材からね。
いいつかり具合で、後半戦のスタートにとてもいいラインナップ。
両方とも大根なんだけど、特に鰹節でまぶしたやつが最高!(左側)
料理上手の宿って本当に素敵すぎます!
あわせるは、
やはり、熱燗が恋しくなります。(400円)
安すぎる笑。
美味しい料理と熱燗ってやっぱり染みるな~。
最高の夜を体感しております。
煮物も最高なんすよ~
優しめの味付けがとてもお酒に合います。
右の茶わん蒸しはなかなかの変わり種。
なんとワカメが入っています。
海老の出汁とわかめの出汁がダブルで効いていて、繊細な旨味が一気に押し寄せてくる感覚。
熱燗の名パートナーでござる。
そうそう、料理のことを質問すると、すごい丁寧に色々教えてくれる女将さんです。
料理が好きなんだろうなってのが伝わってきます。
もし、行かれた場合は料理の説明を聞くと、より料理が楽しく美味しく感じますよ!
お、釜めしもいい具合に炊き上がりました。
味は濃くなく、貝のお出汁がよく出ています。
↑の状態から自分で火を点けて炊き上げるのも楽しいよね。
タケノコのシャキシャキ感とキノコのシャッキリ感。
これまた高級料亭のよう。
それぞれの持ち味を最高に引き出しているね!
てかこれがまだ〆じゃないんです!
ここ9,900円の宿ですよ?(リマインド)
今日は「おじさん」の煮つけです。
その日に水揚げされた魚が出てくるみたい。
うん、「本日の鮮魚の煮つけ」ってやつですね。
てかこれ、金目鯛より美味しかったのはここだけの話。
たまに煮つけって味濃いな~って思うことがあるんだけど、
ここはさすが美沢屋さん。
味付けの塩梅が最高だね。
うぅ、これは米や、、、
はい!贅沢なのっけ丼の完成です。
大根もしみしみでうまい。
こういったご飯はガツガツかっ込みましょう。
さてさて、宴もたけなわではございますが、そろそろ〆ていきましょう。
生海苔のおすましです。
風味豊かな海苔の味わいが、お酒の後に特に染みるなぁ。
なんだかんだお酒が止まらなくて飲みすぎてしましました。
まぁ、熱燗の3本くらい不可避ですよね(笑)
しかし、生海苔ってのも贅沢だな~。
デザートは柿のシャーベット。
隠し味に梅のシロップをいれて爽やかさアップ。
甘すぎない大人のスイーツですね。
ふぃ、とても大満足な食事となりました。
てか冷静に考えて東京でこのメニューを食べたら。
「豪華海鮮と創作料理の〇点コース」
って感じで1万円とかいきそうだよね。
しつこいけど、この他に、宿泊料と温泉と朝食があって9,900円ですからね!
ほんと圧倒的コスパです。
美味い料理に美味い酒。
楽しい時間は人生を豊かにしてくれるね!
こりゃ朝食も楽しみだ!
※ドリンクメニューもとてもリーズナブル
これは石部で採れた「ひじき」とのこと。
松崎町はひじきが有名ですもんね~。
地の物が食べられて朝から気分いい。
しかもこれが本当に異次元の美味しさ。
ひじきってこんなにシャキシャキでしたっけ?
しっかりした味が朝によく合います!
左はお刺身の切り落としにカイワレと昆布を和えたもの。
右は朝採れの野菜のおひたしです。
朝からお刺身をアレンジした料理がとても優雅な気分にしてくれます。
ご飯のお供もこれでもかってくらいありますぜ。
こんなん、朝から食べすぎ不可避じゃん。
伊豆の朝にはアジの干物は欠かせません。
しかもちょっといいお値段の旅館でやってくれる、温め直しセットがあるやん。
これがあると皮をパリパリの状態にできるし、いつまでも温かいし、
本当に最高です。
民宿ではなかなかお目にかかれないな~。
もちろん皮まですべて完食です。
一見、漁師民宿に似つかわしくない、まるで山のペンションで出てきそうなこちらのメニュー。
ひよこ豆、鶏肉の入ったミネストローネスープです。
とても上品で地味深いね。
トーストを浸して食べるのもまたよし。
あ、でもジャムはラ・フランスの自家製ジャムだし。
あー、もう、トーストが足りないよ~
民宿らしからぬメニューも料理上手のなせる業ですね。
朝から楽しいね~。
みそ汁会のキング「カニ汁」もございます。
がつんとくるカニの旨味が本当にたまらない。
さすがキングオブみそ汁です。
心太でございます。
この辺りは心太の原料の天草も有名ですもんね~
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しかしこの形状で提供されるのもうれしい。
こうやって、えいっと
んで完成。楽しいなこれ笑
黒蜜&きな粉とも悩んだけど、
王道の三杯酢&青のりでいただきました!
もうね、そんじょそこらの物とは訳が違うんですよ!
ツルツルシコシコ
これは言葉では言い表せられない本物の味です。
心太ってこんなに美味しいんだな。
最後は甘夏のジャムが入ったヨーグルトと、コーヒーで優雅な気分に。
朝食時にコーヒーあると本当に嬉しいよね。
しかもちゃんとしたドリップコーヒーです。
朝から本当に楽しいし、美味しいし、大満足な食事でした。
なんか本当に全てがある宿だったな~。
あいかわらず
「雲見の民宿にはずれなし」
さて、風呂入って帰りますか。
お土産:神宿すぎ、すごく嬉しい
って風呂入って会計していたら、
大量の甘夏と、自家製のマーマレードジャムを頂きました。
お土産まで用意してくれて、、、
本当に嬉しい気持ちになる宿だなぁ。
これはもう絶対にまた来て、もっと仲良くなりたい宿だと思いました。
本当にありがとうございました。
まとめ:圧倒的コスパ、だれもが満足するおすすめ宿
最後にこんな人におすすめな宿ってことで締めます。
- 豪華な海鮮をこれでもかと
- 料理上手な宿って最高だよね
- やっぱりお得感を楽しみたい
- 源泉かけ流しにこだわります
- つかれているな~って人
- 静かな環境が好き
- ここまで読んでくれた人(笑)
1つでも当てはまったら行ってみて!
いろいろと温泉宿に泊まっていますが、ここまで満足度の高い宿はなかなかない、、、
本当に心からおすすめな宿。
予約が取りにくくなったら困るからおすすめしたくないけど(笑)
でもなくなったら困るからみなさんもぜひ!
ってことでおしまい!
こんにちは、お湯太郎です。 2022年11月に静岡県の雲見温泉「漁師の宿 えびす屋」に行ってきました。 豪華な海鮮料理を食べたい。 伊勢海老が食べたい。 そんな希望を11,000円で叶えてくれるのがこちらの宿です。 […]