こんにちは、お湯太郎です。
2023年9月に大分県の湯坪温泉「民宿路」に宿泊してきました。
静かな環境、美味しい料理、貸切の温泉、新鮮な空気、暖かいおかあさん。
大分県にレンタカーで旅行に行く方、、、
1泊はこちらの宿にして、後悔することはないと思います。
特に、
- 自家製ウエルカムスイーツ。
- 豊後牛、山女魚、地鶏、馬刺し、自家製野菜と大分の恵みを感じる夕食。
- 農家民宿の漬物朝食。
期待以上の、「絶品料理」。
思い出しただけで、生唾が出る記憶に残る最高の食事でした!
そして、
宿泊料金は、1泊2食で8900円。
コスパに関しては最高峰と断言します!
実家のような暖かみを感じる宿だったな~。
これは、みなさんにおすすめしなくては。
部屋:どこかほっとする、安心感のある部屋
チェックインは15時から。
趣のある玄関。
どこをみてもピカピカで好印象!
部屋はシンプルな和室(6畳)
温泉宿って感じが至高です。
余計なものが一切ない、スッキリした部屋って本当に落ち着く。
窓からは「田んぼ」と「くじゅう連山」。
山の木がないところと、木のある部分がしっかり分かれているのは、
「火山性の細かい土で出来ているので木が生えにくいから。」
なるほど、
大分県ならではの絶景です。
ウエルカムスイーツは「よもぎ餅」
これが本当に美味しくて、、、
私の、お着き菓子史上NO.1でございます。
まずね、よもぎの味が信じられないくらい濃いんです。
濃いってか力強い!
これは、新芽だけを使っているからだって。
そして、その餅で包むのは、自家製の粒あん。
ゴロゴロしていて、よもぎの力強さに負けてないね。
甘さ控えめで、大豆の風味をとても感じる。
完璧なバランスの「よもぎ餅」。
もしかしたら、
私の、和菓子史上NO.1と言っても過言じゃないかも。
とても衝撃的でした。
通販してくんないかなぁ、、、
布団はセルフでした。
ふかふかで寝心地抜群!
朝まで一度も起きない、深い睡眠が取れました。
アメニティこちら
- フェイスタオル
- バスタオル
- 歯ブラシ
- 浴衣
必要なものは揃っています。
館内(共用部分)
トイレと洗面所は共用です。
ドライヤーは洗面所にあります。
風量は問題なし。
こちらは共用のくつろぎスペース
ここに共用の冷蔵庫があってくれたら完璧だったな~。
なんてわがまま言ってみる(笑)。
まとめると、「しっかり掃除されているから安心してすごせる」って感じました。
どっか汚れていたり、不快だなと感じるとそれだけで萎えますもんね。
そんなことを一切感じさせない部屋でした。
これはいい宿だ!
ってことで次は風呂行きましょう。
お風呂:のどかな空気を感じ、身も心もすっきり
お風呂の概要
- 内湯
- 露天風呂
玄関から外に出て、お風呂に向かいます。
利用方法は貸切。
お風呂の入り口にある札を「貸切中」にして入浴します。
部屋から使用中なのか確認できれば楽なんだけどな~。
どっちも使用中だと、一度外に出るのでちょっと萎えます(笑)。
でも、鍵かけての貸切利用は、本当にリラックスできるのでありがたい。
利用時間は以下のとおり。
- 15時~22時
- 6時~10時
「24時間利用じゃないのかー」って思った方。
ここはね、
静かな環境で眠らないのは、逆にもったいないです。
むしろ22時には眠れるように、
夕食後にゆっくりしてから風呂。
9時半ごろに風呂。
んで、22時には眠るように調整しましょう。
環境と温泉の効果が相まって、信じられないくらい深く眠れます。
温泉の成分表はこちら。
- 源泉名:湯坪引湯組合
- 泉質:単純温泉(低張性中性高温泉)
- 温度:85.5℃
- PH:7.1
残念ながら、加水ありの温泉です。
でもこの地方って湧水が多く、水が綺麗すぎるんです。
なので加水でも全然あり!
むしろミネラルたっぷり!!
よーし、まずは露天風呂。
露天風呂:大分の絶景を望む露天風呂
泉仙山を望む、まさに絶景の露天風呂。
コンパクトなのでお湯の鮮度がいいのも嬉しいですね。
やはりこのくらいの浴槽が至高です。
んで、入浴してみると、
くぁー、これは最高に気持ちいい。
大分空港から約2時間のドライブ疲れが、ぶっ飛んで行くのを感じます。
にしても、この絶景と温泉はたまらないぜ。
稲刈り音を聞きながらの入浴も乙だね。
写真奥からは源泉が。手前のホースからは水が注がれています。
なので約41℃くらいと、めちゃくちゃ適温。
浴槽に腰掛けてぼーっとしたり、立ち上がって景色を眺めたり、
ほんとうに最高の時間。
お、飛行機で乾燥していた肌がふっくら復活してきた。
触ってみると明らかに違うんだよな。
温泉のパワー、間違いないです。
あ、でもね、立ち上がると、
民家からめちゃくちゃ丸見えなのでご注意を(笑)。
特に女性。
(かがんで動けば見えません)
下半身は隠れているかもしれないけど、絶対上半身は見えているから、気を付けてくださいね。
洗い場はこんな感じ。
丸見えなので座ってシャワー浴びましょう。
内湯:旅の風情を感じる檜風呂
檜のいい香りがする脱衣所です。
お、大分の竹細工ですね~。
盛りかごを脱衣かごにしてるセンスが◎。
露天風呂より気持ち温度が低めかな。
なので露天風呂よりさらにゆっくり入れるぜ。
なんか、全身がほぐれていく感覚があって最高に気持ちよかったな。
湯量とオーバーフローはこの通り。
露天の方がじゃぶじゃぶ系でした。
夜の内湯の雰囲気が最高なんです!
このレトロなランプに照らされた浴室。
光を眺めながら、お湯の中でぼーっと。
なにも考えていないんだけど、思考がまとまっていく、、、
うん、頭の中がスッキリした感覚だ。
1人になるのに最高の空間でした。
寝る前に頭を整理したので、とても深く眠ることができました。
就寝前におすすめです。
とまぁ、こんな感じでとても雰囲気のある温泉でした。
そうそう、ここの宿の口コミってほとんど食事に関するものなんです。
では、次は気になる食事パートです。
食事:これで8900円は信じられません!!
食事会場は、お風呂と一緒で、玄関を出て向かいます。
古民家のような趣ある雰囲気がとても素敵な食事処。
食事の時間になると、
「お食事の準備ができました~」
っと女将さんが、1部屋づつ声を掛けに来てくれます。
お、時間のようですね。
夕食に向かいましょう。
夕食:大分の贅を極めた食事、まさか豊後牛まであるとは
夕食は18時から。
え、まって、豪華すぎん?
- 豊後牛の陶板焼き
- 馬刺し
- 地鶏と野菜のがめ煮
- がぼちゃの煮物&小鉢
いやいや、豪華すぎるだろーーーー!!!
だって宿泊料金8,900円だよ?
食事の料金じゃなくて、温泉とか部屋とか朝食とかついた「宿泊料金」ですよ?
しかも、料理はこれで全部じゃないんです。
いやー、これは想像以上にヤバすぎる!
と、着席してからニヤけが止まらない(笑)
それじゃあ宴を開始しましょう!
当然、食前酒から。
く~。
九州だからなのかな、アルコール強っ。
甘すぎずスッキリ飲めて、酒好きなら間違いない「梅酒」です。
あたり前に自家製なのが嬉しいな~。
まずは、この辺を突きながらビールを待ちましょう。
左の画像は、ゴーヤの梅酢漬けとナスの辛し酢。
ゴーヤ独特の苦みもなく、梅酢が爽やかだな~。
茄子は辛子がピリっと効いてて食欲が湧いてくる。
右の画像は、きゅうりと茗荷と油揚げの酢の物。
茗荷の香りがたまらんな~。
しかもこの宿の野菜は全て自家製野菜とのこと。
全くテイストの違った酢の物が3種類。
これだけでレベルの高さを感じます!
瓶ビールが到着。
ってか大瓶で700円は幸せすぎる。
中瓶じゃなくて大瓶ですからね。
最高かよ。
ビールには馬刺しでいきましょう。
ん、醤油が甘い。
肉で玉ねぎを包み、ニンニクとネギをのせて、九州の甘い醤油につける。
合わない訳がないっす。
赤身肉の肉食ってるって感じがたまらないね。
くぅー、ビールに合いすぎる。
こっちは、地鶏のがめ煮。
コリコリっとした食感がたまらない地鶏です。
地鶏の力強さを感じる。
甘めに煮えてる野菜もいいな~。
野菜の旨味がしっかり引き立っている最高の一品でございます。
居酒屋であったら必ず頼みたくなるメニュー。
おっと、熱々の山女魚が運ばれてきました。
立派でとても肉厚な山女魚。
これもとても力強さを感じる。
レモンじゃなくてカボスなんですね。
カボスの酸味とあっさりした山女魚の味。
これを
土地のお酒で流し込みましょう。
「八鹿」(700円)
淡白なんだけどしっかり旨味を感じる山女魚を、
キリっとしたお酒で〆る。
はぁ~、いい夜すぎる。
冷酒が700円ってのもお得感ありますね。
日本酒には、煮物も合うんですよね~。
特に、山菜は合いすぎる。
ふきが美味しかったな~。
おかあさんの料理は、素材を活かしつつ品のある味付け。これは本当に好み。
もう、この時点でかなり幸福度高いっす。
続いては、茶わん蒸し。
なんと栗入りです。
茶わん蒸しは季節によって具材を変えているんだって。
とても秋を感じる料理で、なんかぐっと込み上げるのもがあります。
涼しい夜風を感じ始めた季節にピッタリの品です。
揚げたての「じゃがいも饅頭」が運ばれてきました。
まるで揚げ出し豆腐のような味わいで、出汁がとても効いてる。
中身は卯の花。
とても手が込んでいる料理で美味い。
揚げたてを持って来てくれるのも嬉しいね。
こんな料理なかなか出会えないよ。
さて、そろそろこのかわいい子にも火をつけますかね。
サシの入り方がとても美しいお肉だな~。
これは楽しみ。
あぶね、いい匂いすぎて写真を撮り忘れるとこだった(笑)
(実際2枚ほど食べてる。)
あぁ~、口の中で肉がとろける~。
風味が豊かで、これまた大分の力強を感じるお肉。
脂も重すぎず、すごく好みの味でした。
この宿を選んで本当によかったな~。
てか、これ豊後牛ですよ!
宿で地元の和牛が食べれるって幸せすぎる。
しかも8900円のプランですからね!!
〆は栗ご飯でございます。
ほんと最後まで楽しませてくれるな~。
お腹一杯だったけど、美味しすぎておかわりしちゃいました。
お吸い物の卵スープも上品で美味かったな。
季節の炊き込みご飯最高です。
デザートはスイカです。
9月だからまだ夏も忘れないでってことかな。
季節を感じる素晴らしいコースでございました。
味はもちろんだけど、器のセンスの良さ、盛り付け方、
目でも楽しめる料理。
大分の食材の力強さを感じ、
記憶に残る素晴らしい夜になりました。
明日は漬物の朝ごはんだって、これまた楽しみ!!
朝食:漬物パラダイス、こんな朝食なかなかないよ
朝食は7時半と8時で選べました。
まさにお漬物パラダイス。
常連さんが、
「この朝食を楽しみにくるのよー。」
「季節で漬物の内容が変わるのが楽しみでね。」
と、この朝食を楽しみに来るんだって。
うん、気持ち分かる。
だって、
- ゴーヤの佃煮
- 瓜の漬物
- きゅうりの浅漬け
- 大根の醤油漬け
- 大根の浅漬け
- 梅干し
- 金時豆
こんな楽しみになる朝ごはんなかなかないでしょ。
はぁ、自家製のツヤツヤご飯と合いすぎる。
この朝食ほんといいな。
竹かごに盛られてセンスの良さを感じる。
卵は平飼のいいやつ。
濃厚な卵をごはんにかけちゃいましょ。
これは間違いないね。
しかも卵までおかわり自由だって~。
小魚は「ハヤの甘露煮」
これもごはんの名パートナーです。
ほんのり残る苦みがいいね。
パワーもらえます。
けっきょく炊飯器にあったお米全部食べちゃいました(笑)。
これはいかにお米を食べさせるかを、考え抜いたメニューだと思います。
こんな素敵な朝ごはんなかなかないですよ。
夕食に続き、記憶に残る朝ごはんでした。
栗の渋皮煮は最後のコーヒーと楽しもっと。
最後はコーヒー。
カップとソーサーの青が美しいね~。
コーヒーの為に残しておいた、
栗の渋皮煮と金時豆がよく合う。
うん、大満足。
お母さん、ご馳走様でした!
さて、最後に風呂入って出発しますか。
まとめ:
はぁ~、最高の宿だったな~。
ってことで
最後にこんな人におすすめな宿ってことで締めます。
- 大分の恵みを味わいたい
- 漬物が好き
- のどかな雰囲気でゆっくりしたい
- よもぎ餅にはうるさいよ?
- 単純泉がすき
- 景色のいい露天風呂が好き
- 檜の香がする風呂が大好きだ
- お酒は安めが嬉しいな
- ここまで読んでくれた人(笑)
1つでも当てはまったら行ってみて!
私たちはまた行く予定です!!
それではおしまい!
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