こんにちは、お湯太郎です。
2022年10月に静岡県の熱海温泉「旅館 芳泉閣」に行ってきました。
東京からアクセス抜群の温泉地と言ったら熱海ですね!
そんな熱海ですが、大きなホテルが多く、なかなか1人で宿泊できる施設がない、、、
と言った問題が。
あったとしても、値段がなー
と半ば諦めていたところ、
- 部屋数5部屋
- 24時間源泉かけ流し
- 1名から宿泊可能(値段の変動なし)
1泊2食8,250円~(リフレッシュ!森の中でのワーケーションプラン)
と完璧すぎる宿を発見!!
しかも、土曜日・休日前でも値段が変わらないんです。
これは行くしかありませんね!
熱海の喧騒から少し離れた場所で、木々に囲まれ、心地いい風を感じ、熱い湯につかる。
はぁ、本当にリフレッシュできる場所でした。
てなわけで「旅館 芳泉閣」をご紹介~。
東京駅から熱海(芳泉閣)へのアクセス
最寄駅はJR伊東線「来宮駅」
新幹線・・・50分(3,740円)
在来線・・・2時間(1,980円)
温泉の採取場所。
宿の目の前から温泉が湧いているのか~
うーん、これはめちゃめちゃ楽しみだぜ。
ってなわけでわくわくしながらチェックイン。
部屋:広過ぎる20畳の部屋
「駅まで迎えに行く準備してたのに~」
っと感じよく出迎えてくれるご主人。
なんか、パッと見で、
あ、この人は優しい人なんだろうなーって感じさせるオーラがある方です。
安心して滞在できそう。
「広い部屋用意してますよー。」
って20畳は広すぎです笑。
なんでも、社会人の研修や学生の合宿が本来の客層らしいです。
こんな時代なのと、常連客から少人数でも行きたいとの要望があり、
1人~でも受け入れるようになったとお話しされていました。
この部屋、広すぎてかなと思ったんだけど、慣れてしまえばとても快適。
ゴロゴロが捗ります。
窓の外は、緑一色ってのも最高です。
辺りはとても静かで、
聞こえる音は、木々が風にそよぐ音と小川のせせらぎ。
最高の環境ですね。
とても心が落ち着く部屋です。
その環境のなかでのこれ!
旅館で瓶ビール、、、語る必要はないですね。
中瓶が495円と安いので、持ち込むより宿に貢献しましょ。
と言っても、持ち込みのための空の冷蔵庫もあります。
金庫もありますね。
お茶は、緑茶とほうじ茶の2種類。
布団は最初から敷いてあります。
この布団170センチくらいしかない昔のやつです。
背が高い方は足出ちゃうかも。
部屋にあるアメニティ
- ハンドタオル
- バスタオル
- 浴衣
じゃらんでは、バスタオル有料となっていますが、、、普通にありました。
唯一悩ましいのはこの鍵。
外から掛けるときコツがいります。
旦那さんが丁寧に教えてくれますよ。
共同スペース
部屋の目の前に洗面台とトイレがありました。
トイレはこんな感じ。
男女共用なのが気になる人には気になるかも。
ロビーには自販機や漫画があります。
宿まで来ちゃうと周りにはなにもないので自販機は助かります。
しかも、缶は130円、ペットボトルは150円。
全然商売っ気がない。
なんか応援したくなります。
宿の住人
2階が気になるようで、ちょこちょこ見にきてくれます。
ちこちゃん。
保護猫を引き取ったんだって。
最近やっと触らせてくれるようになったそうです。
旦那さんの後をついてくる姿がなんともね。
優しい旦那さんを信用してるんだろうな~。
まじで素敵なエピソードだわ。
宿の滞在時間
この宿なんとチェックイン開始時刻が12時から!
チェックアウトも11時とゆっくり。
驚異の23時間滞在が楽しめます。
お風呂:24時間貸切風呂
お風呂は源泉かけ流し。
鍵をかけて使用する完全貸切制。
さらに24時間入浴可能。
完璧な条件。熱いお湯なので長湯される方は少ないはず。
ストレスなく利用できますねー。
重要事項説を抜き出すと
- 源泉名:混合泉(西山湯、日本鋼管湯)
- 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)
- 温度:67.3℃
- PH:7.9
塩分が主成分なので、ジワジワと冷めにくいタイプの温泉。
熟睡するのにもってこいのやつです。
加水、加温、循環、消毒の有無の表示はないけど、
加水のみだと思います。
こちらが浴槽。
熱いお湯なので、窓を開けて入るのが正義。
窓が2面にあるので風が抜けていい感じ。
お湯は表面が熱いけど、上下でよくかき混ぜれば加水なしでもなんとかいける。
なんだろ、確かに熱いんだけど全然心地よい。
1度入ると、あとちょっとって脱衣所から戻ったり、癖になるお湯です。
部屋に戻ると汗がだくだく。
広い部屋で、畳の上に寝転んでの外気浴。
こんな時間あるのかってくらい気持ちいいですよ。
芳泉閣さん最強です。
投入されている源泉。
舐めてみるとかなりしょっぱい。
どうりで、入浴後は喉が渇くわけだ。
ちょこちょこ水分補充すると、全身の水分が入れ替わったようにスッキリしました。
デトックス効果もすごいです。
洗い場はこんな感じ。
シャワーからも源泉がでます。
贅沢なことなんだけど、適温にするのが大変なタイプなんだよな。
脱衣所です。
ここにも、使い捨ての歯ブラシとドライヤーがありますね。
てな感じでいい温泉すぎて、7回は入ってしまいましたよ。
温泉成分が濃く、パワーを感じる温泉でした。
んじゃ部屋で夕食を待ちますか。
食事
朝夕共に部屋食です。
- 夕食:17時30分~
- 朝食:7時~
これ以降から選びます。
だいぶ時間には融通利くようでしたよ。
夕食
時間になると旦那さんが、
「おまたせ~」
って配膳してくれます。
お茶を淹れてくれるので、その間会話できるのが嬉しい。
まずは全体図。
品数の多さにビックリ。
全て手作り、、、とはいかないけど、いい食事です。
食前酒は梅酒です。
写真忘れて半分くらい飲んでしまいました。
まずは血糖値の為にもサラダからいきますか。
サラダはとても家庭的。
続いて、煮物と豆腐。
かぼちゃがとても甘くていい味。
豆腐はやたら濃い。
甘めの味噌が、ねっとりとした豆腐にとてもあいますね。
揚げ物は見た目から全く期待していませんでしたが、
チーズと大葉で鶏肉を挟んだフライと、唐揚げの衣に紅ショウガが入っていたりと
これはこれでありです。
そろそろお酒を~ってことで、
白鶴(400円)
安いから飲みすぎちゃう。
日本酒のアテはやっぱりお刺身。
網代のカツオと三崎のマグロとのこと。
いやこのカツオ臭みがなくてすごく美味しい!
地のものはやっぱりいいな~。
マグロの赤身も、もちろん美味しくていい時間。
サバの味噌煮は給食で食べたような味。
濃い味付けで、ごはんがすすむすすむ。
ご飯も大量にあるので、いちいち声かけなくていいのも、ゆっくり出来ていいね。
鍋は、
鶏団子、しめじ、春菊、えのき、人参、白菜をポン酢で。
旅館で食べる鍋ってなんでこんなにホッとするんだろ。
蕎麦で〆ますか。
この汁を吸った、ブヨブヨの揚げ玉がたまらん。
大根おろしの辛みもありサッパリ食べられます。
デザートは杏仁豆腐。
1人でゆっくり食事を楽しめて、本当にいい時間でした。
なんか妙にホッするような懐かしいような。
見た目の豪華さはないんだけど、昭和感というかなんというか。
懐かしい気分になりました。
って飲みすぎだな笑
それじゃ次は朝食!
朝食:熱海っぽい朝食
朝食は8時からにしました。
豆腐、納豆、海苔、に様々な小鉢。
日本の朝食はこれですよね。
熱海っぽい練り物がいいね。
熱海の練り物屋さんで買ってきていますとのこと。
土地の食べ物は嬉しいな。
伊豆名物、アジの干物。
こちらは網代の干物屋さんのものだそう。
ふっくらとした身にいい焼き加減。
朝から調子いいわ。
てな具合で満足な食事。
チェックインは11時なので、風呂入って、2度寝して、、
のんびりして帰りますかね。
まとめ:熱海の穴場宿
「旅館 芳泉閣」のおすすめとして
- 風呂が24時間かけ流し
- 目の前の源泉
- 広い部屋でリラックス。
- 東京から近い
- 旦那さんの人柄
- 商売っ気がない
- ご飯が健康的
てな感じかな。
この中から特によかったのが旦那さんの人柄。
最初の方にも書いたんだけど、オーラが優しいんです。
話し方も優しいし、笑顔もいいし。
ほんと見習いたいなって思えました。
あと、印象に強く残っているのは風呂上がりの時間。
広い部屋で飲みながらゴロゴロしてるのは本当に最高でした。
昼間っからできるってのもいいですね!
熱海は人が多く、ちょっと疲れるって人におすすめな旅館。
ほんと穴場って感じの場所です。
それでは、おしまい!