こんにちは、ジャランです。
2022年1月に静岡県の大仁温泉にある「一二三荘」に行ってきました。
大仁温泉?っとなる人が多いと思います。
私も行くまでは「だいじん温泉」と読んでいました。(「おおひと」です)
この温泉地は静岡県の小京都と呼ばれる「修善寺」のすぐ近くにあります。
東京から公共交通機関で約2時間半ほどで到着します。
そんな大仁温泉にある「一二三旅館」は素晴らしい源泉の温泉がある評判の宿です。
※日帰り温泉は夜まで地元の方がひっきりなしに訪れます。
また、料理も絶品との口コミ多数。
これは行ってみるしかないと思い行った結果、、、
部屋は綺麗だし、料理は豪華だし、風呂の泉質は最高だし、控えめに言って「パーフェクトな宿」でした。
しかも1泊2食つきで7,645円。
一体どこで利益を出しているのか。
是非、皆様にも素晴らしい宿を体験してもらいたく記事にしようと思いました。
それでは、大仁温泉「一二三荘」を画像多めでご紹介していきます。
東京から大仁温泉へ
・電車・・・約2時間30分(2,780円)
・高速バス・・・約2時間30分(往復4,780円)(現在休止中)
伊豆箱根鉄道駿豆線「大仁駅」下車、徒歩約3分。
コロナの関係で高速バスは運休中のようです。
高速バスの運行が再開すれば、乗り換えなしでアクセスが可能な温泉地です。
部屋
チェックイン開始時刻の15時頃に到着。
「日帰り入浴ですが?」
「いえ、宿泊で予約している○○です。」
「ごめんなさい、日帰り客が多くて。」
よっぽど多くの日帰り客がくるんでしょうね。温泉がいい証拠です。
宿泊する部屋は3階の「はぎ」という部屋です。
部屋は7畳の和室です。
二面採光が気持ちいい部屋。
別の角度から
冷蔵庫も用意されています。
この画像の扉の先には、、、
なんとトイレとバスがついています。
7,000円台の宿でバス・トイレ付はなかなかない。素晴らしすぎる。
トイレが部屋にあると安心感が違いますね。
しかもこのシャワーから温泉がでるみたいです。
これは客室温泉付きの温泉宿と言っても過言ではないのでは。
布団は初めから部屋に出ているので広げるパターンでした。
もちろん、湿っぽさ、匂い、しみ一切なし。
アメニティとして
- 人数分の浴衣
- バスタオル人数分
- フェイスタオル人数分
- タオルハンガー
- 衣類ハンガー
- 歯ブラシセット
- シェーバー
基本的なものは全て揃っています。
消毒済みのコップと鏡は珍しい。
なんか痒いところに手が届く感じがするんだよな~
口コミにある電車の音
そうそう、「線路と踏切が近いので電車の音が気になる」との口コミが散見されます。
たしかに踏切と線路が目の前なので音はします。
でも気になるかと言われると、全然気にならなかったです。
車両が短いのでそんな長く音が続くわけでもないし、むしろ電車の音が落ち着くとすら思いました。
個人的にはそんな気にする必要はないかなと思います。
共用スペース他
トイレや洗面台がない部屋もあるようです。
その場合はこちらを使用します。
各階にありました。しっかり掃除されてるなと感じました。
バイクのガレージもあり、バイカーにはいい環境です。
バイカープランもあるようですので、ツーリングの宿として是非。
若旦那さんの拘りを感じるガレージはとてもかっこいい。
お風呂
お風呂は源泉かけ流し。
熱すぎるときは加水するようですが、基本的には加温・加水はしていません。
- 大浴場・・・チェックイン~22時30分、6時~チェックアウトまで
- 貸切風呂・・・24時間
源泉の温度は65℃。
浴槽の温度は43度~44度に調整しているようです。
慣れるまで熱くて肌がビリビリするんですが、慣れてしまえばずっと入っていたくなるお湯。
熱いのになかなか出れない不思議なお湯でした。
ほんとに気持ちよかった!
地元の人がひっきりなしに来るのも頷けます。
大浴場
いつも地元のお客さんがいる大浴場。
ゆっくり入りたいのなら営業開始前の時間帯が狙い目。
5人~6人くらい入れる広さの浴槽。
朝、1時間くらい独り占めで楽しめたのは最高の思い出。
癖になるお風呂でした。
湯量もそこそこ。
新鮮な温泉です。
洗い場は全部で5人分。
馬油のシャンプーとボディソープがいい。
ほんと痒いとこに手が届く宿だな。
あ、このシャワーも温泉です。
脱衣所もシンプルで好感度高いです。
ドライヤーはそこそこ。
十分乾きますよ。
朝風呂を1時間楽しんだあとはこれ(笑)
伊豆の牧場の牛乳(150円)。フロントで売っていました。
今回の朝風呂も完璧です。
貸切風呂
貸切風呂は1人~2人の家族風呂って感じ。
鍵をかけて入浴します。
日帰りのお客さんはほとんど利用しないようなので、ストレスなく利用できました。
貸切風呂は24時間利用できるのも嬉しいですね。
湯量もいい感じ。
温泉成分が付着した蛇口って芸術的だと思いません?(笑)
外には貸切の露天風呂も。
狩野川から吹く風を全身に感じ、自然と整う気持ちいい入浴が約束されています。
ちゃんと洗い場もあります。
もちろん馬油シリーズ。
脱衣所はこんな感じ。
ドライヤーはちょっと古いタイプでした。
狩野川から吹く風と、電車の音、ここにしかない温泉がありました。
食事
食事は1階の「楓」と札がある会場でいただきます。
2組程度の利用なので、感染病の心配もなさそう。
夕食
夕食は18時からお願いしました。
おいおい、高級旅館みたいな夕食だな。(心の声)
これで一万円以下の宿だとは、、、
利益はどこから出てるんだよ。事業モデルが破綻してるんだな。
まずは、お刺身。
左から、金目鯛、マグロ、鯛、イワシ。
全部美味しいんですが、イワシがまさかの美味しさ。
旅行にこないと体験できない、新しい発見にテンションもあがるあがる。
そりゃ、若女将おすすめの冷酒もすぐになくなりますわ、、、
続いて、伊豆牛のしゃぶしゃぶ。
いい色のお肉。見ているだけでヨダレが、、、
そしてこいつを「温泉水」のだし汁にさっと
温泉水でしゃぶしゃぶをいただけるってほんと幸せ。
こっちは白子のホイル焼き。
酒のアテとして完璧な料理。
さわらの西京焼きは、ご飯とともに。
これはあとから熱々の状態で運ばれてきました。
「熱いものは熱いうちに」と若女将。
素敵な心使いです。
煮物は、金目鯛とかぶと里芋を炊いた一品。
これはもう金目鯛の煮付けです。
となれば
はい、圧倒的おいしさ。
金目鯛の煮付けご飯よりおいしいものってないんじゃないかな。
山芋とたらの養老蒸し。
ふわふわな山芋とたらの触感にワサビの相性ったらたまりません。
まさにこだわりの絶品でした。
きっちりお櫃のご飯を空にして大満足な夕食でした。
デザートは上品に苺でした。
これは長崎県産らしいっす。(笑)
朝食
朝食は7時から選べるようでしたが、8時からお願いしました。
朝のメニューは伊豆って感じでいいですね。
アジの干物がおいしくてご飯がすすむすすむ。
そしてこれ。
自家製「一二三丼」。
前回から朝どんぶり作るのハマってます。
こんにちは、お湯太郎です。
2022年1月に福島県の飯坂温泉に行ってきました。
今回宿泊した「平野屋旅館」は飯坂温泉駅から徒歩1分の好立地にあります。
この旅館は某YouTubeで見つけたのですが、宿泊料金がなんと
[…]
朝から元気のでる満足度の高い朝食でした。
この後元気が出すぎて、修善寺まで1時間半かけて歩いて行きましたから。
まとめ
色々な宿を回りたいのですが、この宿のインパクトが強すぎて、、、
もう一度行きたい欲求を抑えるのが大変な宿です。
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そういえば、この旅館は鮎料理が名物なんです。
今回は鮎のシーズンではなかったので鮎料理にしませんでしたが
女将曰く「6月の鮎の骨まで食べれるお刺身がおすすめです」
との言葉を信じて6月ごろ伺おうと考えています。
公園で食べたら感動的なおいしさでした。
最後見送りの際に、女将さんと結構話しましたが、優しいチャーミングな方でしたよ!
話しかけたら話が止まらなくていい思い出になりました。
若旦那夫婦も気さくに話してくれるし、接客までいいなんてどうなっているんだ。
若旦那が温泉ソムリエの資格を取ったり、ガレージ建てたりと色々積極的に取り組んでいるのがとても好印象です。
次遊びに行った時にはまた一つレベルが上がっているのかなって楽しみもあります。
食事よし、温泉よし、接客よし、また一つ最高な旅館を発見してしまいました。
そしてまだまだ進化中!
とてもおすすめな温泉宿です。
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