こんにちは、お湯太郎です。
2023年8月に山梨県の下部温泉「大黒屋」に行ってきました。
30度ちょいの「ぬる湯」が心地よく、夏の最適解の1つが下部温泉。
下部温泉には6月に続き、今年2回目の来訪です。
今回、短期間で下部温泉を訪れた理由は、、、
「下部温泉の美容効果&健康効果が本当に絶大だったこと」
いや、まさか前回を上回る効果を感じることになるとは、、、
さらに、大黒屋の宿泊料金は1泊2食で9900円~。
昨今の物価高の中で1万円を切る価格は神です。
そして滞在時間は驚異の20時間30分!
(チェックイン14時30分、アウト11時)
まさに「ぬる湯」に入り倒す宿でございました。
暑すぎる夏には下部温泉の「ぬる湯」を是非!
それでは
前回の最高の体験記はこちら。
こんにちは、お湯太郎です。
2023年6月に山梨県の下部温泉「湯本ホテル」に行ってきました。
歴史は古く、武田信玄が傷を治したとされる「信玄の隠し湯」。
その由来は本物で、驚くほどの健康効果を実感しました。
まず、帰[…]
大黒屋(下部温泉)へのアクセス
まずは、東京駅から下部温泉駅へ。
普通列車・・・約4時間(3,080円)
特急列車・・・約2時間45分(5,320円)
駅から電話をすれば5分もしないで迎えに来てくれます。
徒歩で向かっても20分くらいで到着します。
しかし、この日は35℃オーバー。
送迎をお願いしました。
送迎は旦那さんにして頂きました。
しゃべり方が優しい方ですね。
チェックインより少し早い時間に送迎をお願いしたのに、嫌な顔せずに迎えに来てくださいました。
暑すぎたので本当に助かりました~。
お、建物が見えてきましたね。
それでは、チェックイン!
部屋:川からの天然クーラーが最高に気持ちいい
チェックインは14時30分から。
15時間前のチェックインは得した気分。
さらに、、、
チェックイアウトは11時。
朝食後も時間を気にせずに入浴できるのって最高です!
10時チェックアウトだとなんだか忙しいんですよね。
特に、下部温泉はどうしても長湯になってしまいます。
マックス20時間30分の滞在時間が取れるのは、
大黒屋の強みだなと感じました。
部屋はシンプルな和室&広縁。
旦那さんが窓を開けておいてくれたおかげで、扉を開けると川からの爽やかな風が通り抜けます。
川から吹いてくる風がここちいい~。
外は猛暑なのに、この部屋はエアコンいらず。
天然のクーラーが気持ち良すぎます。
もうこれだけで当たりですね!
窓からの景色はこちら
窓を開けると下部川。
そりゃいい風が吹く訳だ。
あ~、清流の音って癒されるな~。
部屋を別の角度から。
設備の古さは否めませんが、しっかり手入れされているなと。
布団はとても快適で心地よく、風呂上がりのゴロゴロが捗ります。
広縁はこんな感じ。
バルコニーもありますね。
冷蔵庫も広縁にあります。
古いタイプですが、まだまだ現役で頑張っています。
部屋のお水はなんと温泉水!
ほのかに硫黄の香りがして飲みやすい。
案内にいっぱい飲んでくださいとあるのでゴクゴクいきましょう(笑)。
アメニティはこちら。
- フェイスタオル
- バスタオル
- 浴衣
- 歯ブラシ
いやー、本当にとても落ち着く部屋だな~。
川の音、ミンミンゼミの鳴き声、感じる空気。
これぞ日本の原風景。
マジで小学生の夏休みを思い出す、、、
なんか特別な力のある部屋です。
うん、元気でる!
館内(共用部分)
ちょっと館内も紹介しておきます。
トイレは地下、1階、2階にあります。
トイレは男女別だし、部屋数に対して十分にあるので特に問題なし。
2階のトイレはちょっと臭いが気になるかも、、、
こちらは洗面台。
ドライヤーはお風呂にあります。
とても趣のある廊下。
廊下の窓は開けっぱなしなので、とても解放感を感じます。
でもまさかの網戸なしのオープンスタイル(笑)。
一日中開けっ放しなので虫にはご注意を。
喫煙スペース
なぜか高級旅館の様な一画。
てな感じの館内です。
それでは次はお風呂に行きましょう~。
お風呂:夏の贅沢ここに極まれり
お風呂の概要
利用時間は以下のとおり。
- 14:30~22:00
- 22:00~23:00(貸切利用のみ)
- 6:00~11:00
岩風呂と檜風呂の2種類があるんだけど、入替制で利用します。
見落としがちなんですが、22:00~23:00までは貸切利用が可能です。
お風呂が2つなので、先着2組のみ!
事前予約も受け付けていますので、私はネットで予約後、電話ですぐに申し込みをしました。
やはり貸切利用はのんびりできる!
先着順なので希望する場合は早めにお願いしましょう。
温泉の成分表はこちら。
下部温泉なので冷たい源泉風呂と温かい加温風呂があります。
また、この2種類はそれぞれ源泉が違うとのこと。
この2種類の温泉を、
温(10分)→冷(20分)→温(10分)→冷(20分)
を繰り返し、最後に冷たい温泉で〆るのが下部流ってやつですね!
冷たい温泉の概要
こちらが武田信玄の隠し湯として古くから利用されている源泉。
- 源泉名:共同泉
- 泉質:アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性低温泉)
- 温度:31.7℃
- PH:8.6
加温、加水、循環、消毒なし、
さらに飲泉も可能なパーフェクトな温泉です。
温かい温泉の概要
こちらは比較的新しく発見された源泉とのこと。
- 源泉名:しもべ奥の湯 高温源泉
- 泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性-アルカリ性-高温泉)
- 温度:49.4℃
- PH:9.6
こちらは加温・循環ありです。
温度が高いのになんで加温?と思い聞いてみると。
源泉の供給量が少なく加温と循環させないと足りないのが原因だそう。
硫黄の臭いがして温泉らしい温泉です。
岩風呂
↑の手前が温かい温泉、奥の広い方が冷たい温泉です。
さて、下部の作法に則ると温かい温泉からですが、、、
源泉好きの私はもちろん冷たい温泉へ!
く~。
火照った身体が一気にクールダウン。
はぁ~この時期の「ぬる湯」は本当に気持ちいい!
ストレスが飛んでくなー。
目を瞑ってぼーっしていると、いつの間にかウトウト。
はっと覚醒、んでまたウトウト。
これの繰り返し。
だれも来ない平日は本当に最高だぜ。
んでね、長湯していると、体温より全然低い温度なのに、身体がポカポカしてくる感覚。
血の循環がよくなっているのか、何とも言えない心地いい感覚になります。
これは一生出れないよ。
マジで時間が溶けてく~。
トータルの入浴時間は後述するけど、とりあえず最初の入浴は2時間半(笑)。
「夏の最高の贅沢ここに極まれり。」
ってやつです。
飲泉:身体の毒素が全部出るイメージ
源泉の投入口にはコップが置いてあります。
飲泉可能はいい温泉(持論)。
ってことでグビグビ飲んでいると、、、
そう、めっちゃ小が近くなるんです。
とんでもない利尿作用ってか、身体の毒素がどんどん出ていくイメージ。
とんでもないパワーを感じる温泉です。
いちいちトイレ行くのが大変なのでほどほどがおすすめ(笑)。
あ、これは脱衣所です。
脱衣所の悪臭が気になりました、、、
なんか生乾きのような、何とも言えない臭いでした。
浴室はそのような臭いは皆無です。念のため。
ドライヤーはここに。
風量はまぁまぁってとこかな。
いやーやっぱり夏の下部は最高ですね。
難点は出るタイミングが掴みにくいとこ(最高)。
檜風呂
朝は入替なので檜風呂へ。
温かい温泉← →冷たい温泉です。
朝日がとても神々しいぜ。
個人的には檜風呂の方が好きだな。
- 狭いからお湯がフレッシュ。
- 浴槽に頭を置ける。
- 窓の位置が低いので景色が見える。
- 脱衣所の臭いなし。
やはり頭を浴槽に置けるのが大きい。
べスポジを見つけてさらに長湯が捗りますな。
こんな感じで外も見れるしね。
温泉が投入されているのを見るのも楽しいね。
もちろん朝から飲泉でいい感じです。
湯の花
朝日に照らされている湯の花を確認しました。
成分が濃い証てすね!
こっちの脱衣場はこんな感じ。
洗面台が全面眺望って珍しくないですか。
家を建てる場合はこうしたい!って思うほど。
眺めがいい洗面台っていいな~。
はぁ、本当に夏に最適な温泉だわ。
しかも身体が元気になる。
まさに最強です!
入浴後の健康効果と入浴時間
入浴時間
14:50~17:20
19:50~21:20
22:00~23:00
6:20~7:15
8:30~10:15
合計8時間40分
1泊の最高記録です。
チェックインが早く、チェックアウトが遅い効果かな。
朝食後にゆっくり入浴出来るのって最高に幸せ。
入浴後の健康効果
まずは睡眠
私は睡眠が浅いのが悩みなんですが、
24時前から6時まで涎を垂れながら爆睡でした。
帰ってきてからも眠い眠い。
次の日もその次の日もめっちゃ寝ました!
ってことで、今までの睡眠負債をチャラにした感覚です。
肌
これもかなりの効果。
透明感が増すというか、、、
睡眠効果も相まってクマがなくなったのがでかい!!
長年の悩みが解消されるとは。
たっかい美容液やエステより効果ある気がします。
体調
これが今回一番びっくりしました。
まず、最初の入浴後から身体がだるいだるい。
夕食時のお酒があまりすすまないほど。
家に帰ると体調が悪く、長時間の入浴と飲泉をやりすぎたことを後悔するほど、、、
2日後には発熱と下痢、、、
でもね、
3日後に全開!
そうすると、体調が2週間くらい良すぎます!!
悩みなんてなんもないし、普段めんどくさいと感じることも全然なんともないんです!
メンタルも絶好調!
これ湯治の「好転反応」ってやつみたいですね。
悪いものが全て出きって、身も心も本当に軽く楽になりますよ。
まさか1日の温泉旅行で味わえるとは。
まぁ一言でまとめると、
いやまじでなんなんだよ、この温泉は!(最高)
次は夕食パート!
食事:朝夕ともに半個室の会場で
朝夕共に、一階にある大広間でいただきます。
入り口が仕切られているので、プライベートが確保されています。
夕食:昭和から続いてそうな王道な旅館めし。
この日は18時37分に内線がかかってきました。
多少前後するものの、夕食は18時30分からスタートです。
最初から全て用意してあるスタイルです。
さて、まずは前菜から。
ふき、粕漬、もろきゅうです。
つぶつぶの味噌がうまい。
ぬる湯のあとはビール♪(770円)
ドリンクメニュー
山梨県の旅館はワインメニューが豊富だな。
やはりビールには天ぷらです。
海老、オクラ、さつまいも、カボチャ、舞茸、蓮根のはさみ揚げ、謎の葉っぱ。
かぼちゃが甘いねー。
舞茸は油をあまり吸っていなく完璧な仕上がり。
さつまいもは軽くてチップスみたい。
オクラ!天ぷらにするのがオクラにとって1番と思わせる最高の味。
蓮根のはさみ揚げをフライじゃなくて天ぷらにするって珍しい。
謎の葉っぱはミントのような爽快感。
カラッとしていて油が少ないのが嬉しいね。
冷めてしまっていいるけど、それを忘れるくらい、美味しい野菜の天ぷらに大満足。
茄子の煮びたしかな?
出汁と鰹節の具合がちょうどよい。
一口でちゅるっといっちゃいましょう。
からの追いビールはかなり至高です。
これはかなり美味しいやつですよ。
お刺身は、マグロ、サーモン、湯葉。
湯葉と豆腐のちょうど真ん中って感じの湯葉。
なかなか不思議な出会です。
よかった、伸びてない!
最初から用意されているんだもん、、、心配でした。
しかしやたらと天ぷらと合うお蕎麦だな~。
今まで、天ぷら蕎麦に興味がなかったのですが、
「なるほど」と思わせてくれました。
これまた旅の醍醐味です。
新しい発見が、これからの糧になる。
焼肉もちょどよく焼きあがりました。
バターの風味が強く、味が濃い目です。
これはご飯に合うやつや。
最後は山梨らしくフルーツで締めです。
旬のシャインマスカットは格別でございました。
フルーツってなかなか食べないから嬉しい。
ってな感じの夕食でした。
量も多すぎず、これぞ旅館飯。
1つ1つしっかり作っているんだろうなと安心できる味わいでした。
個人的には、風呂のせいか(効能か)お酒がすすまなかったのが悲しかったな。
くそー次は完璧な体調で食べたいぜ。
きんぴらはシャキシャキで家庭の味。
煮物の舞茸は歯ごたえがあり、噛むとジュワと旨味が。
練り物もフワフワだし、里芋は優しい味だし。
この小鉢レベル高いぜ。
玉子料理は目玉焼きです。
これをご飯にのせてご飯を1杯。
生卵の卵かけごはんより、目玉焼き崩す方が好き。
んでね、サバの塩焼きがやたらうまいのよ。
脂が乗りまくっているってか、焼き方がいいってか。
とにかく最高で、こいつでご飯2杯いけました。
焼魚が美味しい朝食って幸せですよね!!
うん、大満足な朝食でした。
てかまだ8時半。
あと2時間も風呂に入れるぜ。
11時チェックアウトって最高!
まとめ:夏のぬる湯って本当に贅沢
1泊での最長時間を更新しました。
設備が古かったり、臭いがってのはありましたが、
そんなの関係ないくらい最高の温泉がありました!
これは今後も通い続けるだろうな。
夏で疲れた体調を整えましょう!
ってことでおしまい!
こんにちは、お湯太郎です。
2022年6月に山梨県南巨摩郡身延町にある「旅館 いしもと」に行ってきました。
今回は久しぶりの1人旅。
ぬる湯が有名な温泉地で昔から気になっていたんですよね~。
ここの温泉は混浴なので、[…]