こんにちは、お湯太郎です。
2023年7月に、静岡県の網代温泉「民宿作五郎丸」に行ってきました。
こちらは、オーシャンビューの露天風呂と港町の海鮮料理が自慢の宿です。
やはり、伊豆の民宿は間違いないですね~。
そこいらの料理屋さんより抜群に美味しい料理。
肌がピカピカになる眺望抜群の温泉。
とても感じよく、サービス抜群の接客。
何一つ不満のない宿でした。
また、
東京駅から2時間程度とアクセス抜群な立地なので、
金曜の午後に有休を取得して、午後から向かうのがおすすめ。
金曜は比較的空いているらしく、タイミングが良ければ宿を貸切なんてことも、、、
これはまさしく、魚と温泉好きにはたまらないオアシスです。
料金は1泊2食付きで12,000円~。
1万円を超えてしまいますけど、行く価値アリです!
それでは、オアシスをご紹介~。
民宿作五郎丸(網代温泉)へのアクセス
東京から網代駅へ。
時間:1時間30分~約2時間
料金:1,980円~3,560円
駅からは送迎付き。
電話をすると5分くらいで迎えに来てくれます。
お、宿が見えてきましたね。
それではチェックイン!
部屋:オーシャンビューな和室
チェックイン開始は14時から。
通常より1時間早いのって贅沢ですよね~。
夕食前ののんびり具合が全然違います。
この1時間の差は本当に大きいです。
玄関とか廊下の「夏休みに親戚の家に遊びに来た感」がたまりませんな~。
小さいころを思い出すな。
夏の民宿は最高だぜ。
これは大好物な部屋の予感、、、!
部屋は7.5畳の和室
「3階の眺めが良い部屋を用意してあります。」
そして、
「今日はお客様だけですので、自由にゆっくりしてください。」
うぉ~、一番嬉しいお言葉を頂きました!
自由に気を遣わずに温泉三昧しよっと。
にしても海からの風がとても心地いいな~。
畳の感じもよく、とても落ち着く部屋です。
これが窓からの眺望
素朴な港町って感じがめっちゃ素敵です。
船の音とカモメの鳴き声。
いつまでも飽きない景色です。
対岸は熱海なので、夜景がキレイとのこと。
これは楽しみ。
なにやら不釣り合いな最新式の空気清浄機が。
きっと感染症対策で導入したんだろうな。
宿泊客への配慮を感じます。
これだって安くはないよ。
大将の宿泊客への向き合い方に「誠実さ」を感じました。
これは絶対いい宿に決まっているね。
お茶請けは「栗まん」
普通のお菓子がほっとします。
アメニティはこちら。
- 浴衣(大・中・小)
- バスタオル
- ハンドタオル
- 歯ブラシ
新しめのドライヤーも完備。
お布団は夕食時に敷いてくれました。
清潔感抜群の寝具でよく眠れたな~。
そうそう、夕食時に
「お布団を敷きますか?」
って、一言確認してくれたことに優しを感じました。
部屋に入られたくない人もいるでしょうから、柔軟な対応って素晴らしいと思います。
夜はベープの用意もしてくれていました。
懐かしい匂いだな(笑)
共用部分
共用のトイレや洗面台等を簡単に紹介。
こちらが洗面台。
部屋の目の前にあるので便利。
トイレはこんな感じ。
3階に2か所トイレがあります。
男女別に分かれていないから、気になる人は気になるかも。
3階にある客室は2部屋なので、うまいこと調整すれば専用で使用出来るかも。
自販機は外にありました。
130円~170円なので良心的な値段です。
冷蔵庫はありませんので都度買う感じかな。
ってな感じの館内です。
いやー、今日は蒸し暑くて汗だくです。
大将自慢の露天風呂へ行きましょう!
お風呂:入った瞬間リピート確定!塩の力で浄化完了
まずはお風呂の概要
- 1階に内湯が2つ。
- 3階に露天風呂が1つ。
全4部屋に対して3つもお風呂は贅沢すぎる。
どのお風呂も鍵をかけての貸切で利用します。
利用時間が24時ってのも最高だな。
ほんと、何回もちょこちょこ入浴していました。
貸切利用+24時間利用が嬉しすぎでした。
温泉の成分表はこちら。
重要事項を以下のとおり。
- 源泉名:網代温泉 網代8号
- 泉質:カルシウムーナトリウムー塩化物温泉(高拡張性・弱アルカリ性・高温泉)
- 温度:83.4℃(使用位置41℃)
- PH:8.85
加温、消毒、循環ろ過はないけど、加水有の温泉です。
大将曰く、お湯をためる際に、なかなか温度が下がらないので加水し、
ためてからは湯量で調整しているとのこと。
なんだ、実質的にパーフェクトな温泉じゃん。
大将曰く
温泉成分は塩分強めで肌がツルツルになるよ。
入浴に際しての注意点は、湯上りにタオルであまり拭き取らないでね。
せっかくの成分がもったいないから!
肌がピカピカな大将が言うから説得力が違うぜ。
それでは、いざ入浴。
露天風呂
圧倒的解放感。
そして、紛う方なき名湯でございます。
入浴した瞬間、
「次はいつ来ようかなー」
なんてことを無意識に考えていました。
それくらい気持ちいい!
※この配管から熱い湯が供給されている。
それにしても、塩分強めなお湯ってヤバいですね!
汗とともに嫌なものが抜けていく、、、
まさに「浄化」って言葉がぴったりな入浴です。
波音とお湯の音を聞きながらぼーっと。
あ~これは幸せだな~。
海風を感じ、海を眺めながらの半身浴は最高です。
日差しがないからある意味この天候が正解かも!
オーバーフローはこのとおり。
なかなかの湯量です。
んでね、入浴後は肌がピカピカなんすよ。
血色もよくなるし、5歳くらい若返った感じがします。
ここの露天風呂は、まちがいなく個人的露天風呂ランキングの上位です!!
これは露天風呂のシャワーです。
解放感抜群でなんか好き。
あ、そうそう。
夜はこんな感じで雰囲気抜群。
対岸の熱海の夜景を見ながらの入浴もオツですよ。
最高の夜。
内湯
さてさて、一応内湯もご紹介。
これが大きい方。
んで、こちらが小さい方。
この美しい成分の蛇口を開いて、自身で調整して入浴するスタイルです。
、、、
ってごめんなさい。
本当に露天風呂が最高すぎて、内湯は一瞬しか入っていなんです。
いやー、にしてもすごい汗。
浴衣に着替えてゴロゴロしてよっと。
最高のサービスの宿、やはり民宿は素敵だな。
あ、女将さんや。
「瓶ビールお願いしまーす。」
もう雰囲気に我慢できずビールを注文(650円)。
みんなが仕事している時間にやる最高の贅沢です。
キンキンに冷えたビールが渇いた身体に染みわたって最高の気分。
ビールを楽しんでいると、
「おつまみにどーぞ。」
って焼き立てのメザシを差し入れてくださいました!
えーーーっ
650円でこんなに幸せになれていいいのーー
焼き立てのメザシが香ばしくてビールにあいまくる。
心温まるサービスが嬉しいな。
はぁ、窓を開けて心地良い風を感じながら畳の上での一杯。
本当に格別でございました。
ありがとうございます。
いい感じになったので、昼寝して夕食を待ちますか。
こんなにのんびり出来るのも、14時チェックインのおかげだな。
食事:食事は2階の別室にて。
朝夕ともに2階の別室でいただきます。
食事の時間は、
- 夕食:5時半~
- 朝食:7時半~
フレシキブルに対応してくれそうな感じでした。
夕食は1番早い時間が17時30分って言っていたので、18時からにしました。
逆に朝は電車の時間を伝えると、
「じゃあ7時30分かな。」
って感じで対応してくれました。
お、呼びに来てくれましたね。
では夕食会場へ。
夕食:海鮮天国です、お魚食べたくなったらここに来な。
まずは初期装備。
これを見た瞬間。
「あ、お酒ください」
口が勝手に動いておりました(笑)
「静岡蔵謹醸 喜平 極純」
これがまた魚にあうお酒で、、、
大将、最高っス。
さてこれで準備ができましたね。
それでは、
やはりまずは、刺身からいっちゃいましょ~。
右から、アジのタタキ、ホウボウ、イサキ、クロムツ、チコ鯛、鮪。
ピンク塩で食べるのがおすすめとのこと。
さすがです!
アジのタタキは全く臭みがなく最高に新鮮!
マグロはねっとり魚の美味しさを感じるし、
チコダイとイサキは塩で魚の甘さがしっかり出ている!
肉厚のホウボウは淡白なので、お醤油の方があうな。
これを日本酒で流していく。
いやマジで美味しすぎます。
MVPはクロムツ。
脂ったっぷりのクロムツを口に入れると、
脂がじわっと口の中に溶け出します。
その瞬間を間髪入れずに日本酒で流す。
マジで、刺身嫌いの人にも美味しいって言わせる自信があります。(笑)
天草からしっかり作ったところてん。
天然物はちがうね。
ちょっと感動するほどおいしい。
そう、癖が全くないんです。
なんか上にかかっている海苔すらうまいな。
歯ごたえもいいね、スーパーで売っているやつとは物が違うぜ。
あ、もちろん汁も完飲でござる。
これは、昔ながらの塩だけで作った「いかの塩辛」
時間のかかり方が違うとのこと。
もうね、言わなくても分かると思うけど、、、
うますぎ!
コクが違うってのかな、味の深みが違う。
これイカのポテンシャルも相当でしょ?
口に残る苦みを、日本酒で流しちゃってください。
わかりますよ。
目を瞑ると、クラって力が抜けちゃいますよね。
そう、全身にうまさが駆け巡るんですよ。
破壊力やばすぎでした。
うおー熱々の天ぷらが参りました。
海老、茄子、ししとう、カボチャ、小エビと玉ねぎのかき揚げ。
これは、、、
この注文はやむ無しですね。
まだお酒は少し残ってるけど、これが大正解。
だってこの小海老のかき揚げとあわない訳がない!
サックとした食感の後に、
とんでもない海老の香りが追いかけてきます。
それをビールでサッパリ。
いや、これはお酒も合うな。
そんな悩みが幸せ。
焼魚は「油カマス」
普通のカマスよりお高めなお魚らしいです。
1つ1つ持って来てくれる時に説明してくれるから楽しいね。
皮の香ばしさ、塩加減、フワフワの身、
もうこれに関しては、語彙力がなくてすみません。
シンプルに美味しすぎる。
一心不乱に食べてしまいました、、、
史上最高の焼魚かもしれん。
是非みなさんも食べに来て。
王者「金目鯛の煮付け」が堂々とやってまいりました。
そこまで甘さが強くない味付けなので、お魚の美味しさがダイレクトにやってきます。
ご飯ではなくお酒でいきたくなる味です。
あ、もちろんお酒残っていますから。
金目の煮付けをお酒でやる。
歳を重ねるのも悪くないと感じる瞬間。
そしてこの刻み生姜との相性か最高すぎる。
刻み生姜って小籠包のものだと思っていましたが、
違いましたね。
ここの金目鯛のパートナーでした。
そそ。海鮮以外も最高なんですよ。
茶わん蒸しの具材は、
鶏肉、銀杏、しいたけ、ナルト、三つ葉
とてもシンプルなのに深い味わいです。
お新香すら美味しい。
美味しいものの合間にピッタリ。
箸休めってことの本当の意味を知った夏でした。
〆は海苔のお吸い物でサッパリと。
海苔が笑っちゃうくらい入ってますね。
いやー満たされました。
海鮮宿としては↓もおすすめなんだけど、
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ちょっと遠いから東京から近いこの宿は最高やね。
まさに、「お魚食べたくなったらここでええやん」って思いました。
ご馳走様をすると大将が厨房から出てきて、
色々な話をしてくれました。
ほんと感じのいい方です。
もう最高!
朝食も楽しみだ!
朝食:あら汁から始まる最高の目覚め
とてもよく眠り、朝風呂を堪能し、朝食に立ち向かう準備は万全です。
腹減った~。
着席と同時に干物とアラ汁を運んできてくれました。
イカが特徴的ですね。
伊豆の朝食は豪華だな~。
まずはアラ汁。
「小骨が多いから気をつけてね~」
とのこと。
お魚とネギの香ばしさのハーモニーがやばっ。
魚の豊かさを感じますな~。
最高のみそ汁。
こんなん、酒のつまみじゃん。
朝から酒がほしくなるよ~。
用事がなければ確実に酒いってたな。
肉厚なひじき。
これでもかってくらいうまい。
感無量です。
ほうれん草のお浸しは、鰹節の味が良すぎて、、、
醤油なんていらんね。
オムレツも美しいよね。
火の入り具合が最高で、トロトロな食感なんです。
網代と言えば干物ですよね!
これは楽しみにしていた品なんです。
結論、、、
うますぎて、これだけで米2杯いけたわ。
網代の干物に出会えたことに感謝です。
ってな感じの朝食でした。
色んな地方に行きますが、確実なのは、
伊豆の食事は強すぎるってこと。
今日も絶好調!!
まとめ:不満もなんてない、最高すぎです。
ってのが率直な感想です。
料理、温泉、ホスピタリティ全てが揃っていました。
のんびりし港町の雰囲気も最高だね。
身体が重い時はここに戻ってこよっと。
最高の宿との出会いでした!
それじゃ、おしまい!
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