こんにちは、お湯太郎です。
2023年6月に山梨県の下部温泉「湯本ホテル」に行ってきました。
歴史は古く、武田信玄が傷を治したとされる「信玄の隠し湯」。
その由来は本物で、驚くほどの健康効果を実感しました。
まず、帰って来てから体調のいい日が続く。
知人からは「あれ?肌綺麗になった?」って言われるほど。
1日でこの効果はやばい。。。
エステ行くよりずっと良いのではないかと思うほど。
こんにちは、お湯太郎です。
2023年2月に山梨県の石和温泉郷「旅館 日の出温泉」に行ってきました。
ここの温泉は、健康効果が本当にすごい!
帰ってきて1週間程度、ずっと体調もいいし、気分もすごくいい!!
いやー、こ[…]
↑こちらの日の出温泉と同様な効果があるなと。
改めて山梨ってすごい温泉が多いなーって。
料金は1泊2食で11,000円~。
美容効果もあると考えれば、「激安!」です!!
それでは、
湯本ホテル(下部温泉)へのアクセス
まずは、東京駅から下部温泉駅へ。
普通列車・・・約4時間(3,080円)
特急列車・・・約2時間45分(5,320円)
急ぐ理由がなければ普通列車がおすすすめです。
昼寝したり読書したり。
高尾駅からの、のんびりした雰囲気がローカル線っぽくていいですね。
この区間好きなんだよな~。
駅からは、徒歩20分くらい。
一本道なので迷うことはありませんよ。
とは言え20分歩くのは厳しい、、、
って方もご安心を。
駅から電話をすれば5分もしないで迎えに来てくれます。
私も帰りは送ってもらいましたよ~。
到着すると、やたら特徴的な橋が出迎えてくれます。
それでは、橋を渡ってチェックイン!
部屋:リバービューの雰囲気ある和室
チェックインは15時から。
10分前くらいに到着すると、待ってるお客さんが数組。
みなさん、ここの温泉が好きなリピーターさんでした。
「足が痛くて歩けなかったけど、ここの温泉を知ってから歩けるようになったのよ。」
と、話してくれたマダムが、とても印象的でした。
いい待ち時間。
「お待たせしてごめんなさいね。」
どうやら、駅まで迎えの車を出していたようです。
(って言っても時間ぴったりにチェックイン。)
部屋はシンプルな和室&広縁。
ザ・温泉宿って感じがいいですね。
設備はかなり古めで風情が出ております。
清潔感ないのは嫌だけど、古いのはむしろウエルカム。
冷蔵庫もここにあります。
窓を開けると下部川。
川が段差になっているのでなかなかの轟音。
川を眺めながらの一杯も格別。
川からのひんやりとした空気がとても心地よく、ふわっと心が軽くなります。
そうそう、轟音なので寝るときに川の音が気になるも人いるかも、、、
お気に入りの耳栓とかあったら持ってきた方が熟睡できるかもしれません。
私は全く気にならなかったけど、念のため。
部屋のお菓子は「甲斐路ロマン」
地元のお菓子はポイント高い。
部屋の冷水は温泉水ではないとのこと。
けど美味しい天然水。
水がいいって素晴らしいね、ご飯も期待できるな~。
部屋にはトイレと洗面台もあります。
トイレは和式に便座を取り付けたもの。
始めて見たな、、、
洗面台は、まわりにコンセントがないのでちょい不便。
部屋のアメニティはこちら。
- フェイスタオル人数分
- バスタオル
- 浴衣
- 歯ブラシセット
- 髭剃り
↑はロビーにありますので、必要な分だけ持って行きましょう。
サスティナブルってやつです。
設備は古かったりするけど、必要なものは全て揃っている過ごしやすい部屋です。
なんといっても綺麗な風が吹き込んでいてとても落ち着くな~。
小さい時の夏を感じるそんなイメージです。
館内
ちょっと館内も紹介しておきます。
ちょっとしたお土産物。
とても昭和っぽさを感じる。
いい味だしてるな~。
自動販売機。
- ジュース類・・・110円~180円
- アルコール・・・250円~550円
温泉水コーヒー
これは気になる。
朝食後にいただきましょう。
ってな感じの館内です。
それでは温泉に行きます!
みんなが来る前に速攻で行くのがおすすめ!
お風呂:贅沢に2種類の源泉を利用
そう、ここのお風呂は、贅沢にも2種類の異なる源泉を利用しています。
どちらが好みかを感じるのも楽しいですよ。
じっくり入っていると感覚が全然違うのも発見でした!
お風呂の利用時間↑のとおり。
岩風呂と大浴場の2つがあるんだけど、これは岩風呂の利用時間。
入替制なので大浴場は男女の利用時間がこの反対ってことです。
やばいな、夜通し入れてしまうやつじゃないか、、、
では、15時ジャストなので岩風呂へ。
岩風呂:29度の源泉風呂
岩風呂の概要はこちら。
加水なし、加温なし、循環なし、消毒なしのパーフェクトな温泉です。
しかも自然湧出ですって!
これは温泉パワーがヤバそうだ!
30度を下回る温度は夏にピッタリですね~。
ではいざ入浴。
右が源泉風呂。
左が加温風呂。
これを、
加温風呂(3~5分)→源泉風呂(10分)→加温風呂(3~5分)→源泉風呂(15分)
と交互入浴を繰り返して、最後は源泉風呂で〆るのが下部流。
なんですが、私はいきなり源泉風呂へ。
くぅ~
これこれ~
もうね、くそ冷たいんだけど癖になるやついただきました!
ほのかにする硫黄の臭いも最高です。
最初は冷たいんだけど、慣れてくると頭がボーっとしてきます。
んで気づいたら2時間(笑)
ってさすがに身体が冷たい。
ここは加温風呂へ。
うわ、冷えた身体が急速に温まる。
血液ぐるぐるでこれは効くな~。
んで至高の源泉風呂へ。
のループで完全にここの温泉の奴隷です。
オーバーフローもすごい。
んでこの源泉はどこから湧いているかと言うと、
この奥からポコポコと湧いています。
外気に触れていないフレッシュな温泉ってのがたまりませんな。
なんて、温泉の音を聞きながら温泉と一体化していると、
あれ、
そろそろ夕食の時間じゃないか。
ほんとに時間泥棒な温泉です。(最高)
あ、一応脱衣場はこんな感じ。
ドライヤーはここにありますね。
髪を乾かしていると、
ん?
下から湧いているから、飲泉は難しいかと諦めていたとこに、まさかの文字が。
なるほど、なるほど、
ベストな飲泉のタイミングは、食前30分から1時間前ね。
って時間がないじゃないか、
これは急いでフロントへ。
飲泉
「厨房から汲んできますね」
と即座に対応してくれました。
飲んでみると、
まずは硫黄の香りがふわっときて、そのあとに甘みがする感じかな。
うん、すごい飲みやすい。
常連さんはポリタンクで持って帰るそうです。
そして、部屋に戻ると、、、
自分の肌のハリが圧倒的に回復していることに気づきました。
なんと言うか、顔を触った時の弾力が普段と違うんですよ!
はぁ~
来てよかった。
大浴場:32℃の源泉風呂
夕食後は入替なので大浴場へ。
大浴場も岩風呂と同じで、源泉風呂と加温風呂があるのですが、
加温風呂の方は循環ろ過装置を使用しています。
源泉風呂の方は、
加水、加温、循環、消毒なしのパーフェクト温泉なのでご安心ください。
ちょっと暗い場所にあったので見にくいですが、
こちらがパーフェクト温泉の証拠でございます。
ではいざ入浴
やはり下部流を無視して源泉風呂から。
岩風呂は暗くて分かりにくかったけど、
こちらは明るいので、水の綺麗さが分かりますね。
入ってみると、3度の違いって大きいんだな~って。
もうね大浴場の方が圧倒的に入りやすい。
でも、
成分の差なのかな1時間入っていてもなんか物足りないんだよな、、、
アトラクションのような不思議な通り道をくぐって、加温風呂の方へ。
オバーフローはないので循環ですね。
消毒の臭いはしないので、ポテンシャルは高そうなお風呂です。
加温だけあって適温でした。
んー、やっぱり源泉風呂の方が好きだな。
この穴から源泉が投入されているみたい。
少しでもフレッシュな温泉を味わいたくて、穴の側にずっといました(笑)
でもでも、やっぱり岩風呂を知ってしまうと物足りない!
このことを旦那さんに伝えると、
岩風呂の方が成分が濃く、マニアや常連さんは岩風呂を好むそうです。
お、俺も違いが分かる男になってしまったか、、、
でも前向きに考えると、岩風呂と大浴場の入浴時間が逆だったら、
睡眠取れんかったわ(本末転倒)
うん、ある意味ラッキー。
はい、これが大浴場の脱衣所です。
この雰囲気は名湯の脱衣所によくある感じです。
(違いの分かる男風)
入浴後の健康効果と入浴時間
入浴時間
15:00~17:15
19:30~21:00
23:00~24:00
6:00~7:00
8:00~9:15
合計7時間
日の出温泉と並んで1日の最高記録です。
入浴後の健康効果
まずは睡眠
普段はちょこちょこ目が覚める私が、24時から5時30分まで爆睡でした。
しかもアラームをかけず、スッと目が覚める感覚。
こんな完璧な目覚めは久しぶりだな~。
しかも轟音の中ですからね。
細胞が入れ替わった感覚がそこに、、、
からの肌!
家に帰ったら、妻から
「あれ?毛穴が消えているよ」
知人から
「なんか肌綺麗になってない?」
と目に見える変化が、、、
冒頭でも言いましたが、
エステよりこっちの方がいいよ!
んで、体調
不思議と1週間くらいやる気に満ち溢れて、元気なんですよ。
気力体力ともに絶好調と言った、20代前半の感覚を体験できます。
あと、飲泉の効果もあり、全部出ました。
はい、もう体内に余計な老廃物がないパーフェクトな感覚。
控えめに最高でござる。
まぁ一言でまとめると、
いやまじでなんなんだよ、この温泉は!(最高)
次は夕食パート!
食事:朝夕ともに食事会場で
朝夕共に、一階にある大広間でいただきます。
一斉スタートなので
- 夕食・・・18時~19時30分
- 朝食・・・7時30分~8時15分
食事の時間が決まっています。
これについて、口コミで否定的な意見も見受けられますが、
私は肯定的です。
だって料理が最高のタイミングで出てくるんだもん。
温かい料理の方がせっかくならいいじゃないですか。
デメリットを遥かに上回るメリットのように感じました。
夕食:うまい料理とうまい酒、これ以上がありますか。
着席と同時に、焼魚をもって来てくれて、鍋に火を入れてくれました。
無駄のない完璧なムーブに、
私も、
「ビールください」
とすかさず、100点のアンサー。
ビールが来る一瞬の間に、
食前酒の梅酒をグイっと。
さて準備は完璧です。
山女魚の一夜干し。
あつあつでいただきましょう。
一夜干しって珍しいですね!
味がギュッとしてて旨味が濃いよー。
むしろ塩焼きより好みかもしれません。
それをやはり、、、
こいつでスッとね。
なんで温泉宿で飲むビールってこんなにもうまいんだろ、、、
なんて浸っていると、
ビールにはこれだろと、
あっつあつの天ぷらを持ってきてくれました。
いや、もう完璧すぎでござるな。
茄子、かぼちゃ、海老、そら豆に魚をすり込んだ天ぷら。
どれも衣がサックサックでビールとの相性が完璧でした。
ちょっとここまでメイン級を食べてしまったので、
酢の物で休憩を。
ジュンサイ、これまた珍しい。
ツルツルでプルプルな食感。
天然のジュレですな。
とてもさっぱりした一品。
続いて煮物の蓋を開けると、ほんのり温かさが。
インゲン、筍、人参、下の黄色いのはなんだこれ。
「かぼちゃを潰した中に、挽肉を入れて炊いています。」
とのこと。
これまた絶品なんすよ。
かぼちゃの甘みに肉の塩気。
無限にちょいちょいいきたくなるやつですね。
これには、
お酒を飲まないと失礼に当たると判断いたしました。
山梨のお酒「春鶯囀(しゅんのうてん)」
主張しすぎず、お料理を引き立てるいいお酒ですね。
名パートナーに恵まれて、ますますいい夜に、、、
お酒が来たのなら、お刺身は外せません。
一番奥の赤いのは「茜鱒」。
山梨のブランド鱒です!
サーモンのようなんだけど、脂が少なく上品な味わい。
刺身蒟蒻も一人で食べるとなんか染みるなぁ。
あれ?
湯葉ってこんなに美味しかったっけ?
なんか歳を重ねたせいか、ぐっと込み上げてくるものが。
川の轟音をBGMに素敵な夜ここに極まりです。
はぁ、一夜干しの付け合わせの、「ふき味噌」すら美味しいよ。
これは二本目いくしかない夜です。
これは、うぐいす豆をベースにした、ごま豆腐みたいなもんです。
ゆっくりよく噛むと豆の味を感じて、
目を瞑って味覚と嗅覚をマックスにして楽しみましょう。
静かな夜にぴったりの料理です。
まって、
お漬物すら美味しすぎる。
お酒がいいのか料理が美味しいのか。
いや、どちらもか。
最高な宿ですな。
朝食:これでいいんだよって朝食
体調が良すぎてお腹ペコペコです。
やはりすかさず、
焼き立ての鯖が運ばれてきます。
ちょうど食べごろ。
やはり一斉スタートはメリットの方が強いな。
オクラの胡麻和えは胡麻の風味が強くていいねー。
蒟蒻はピリッと辛め。
切干大根も既製品じゃないな、うまい。
煮豆も甘くておいし。
で、温玉オンザライス。
日本人の朝食ですな。
他にも納豆もあるし、焼魚もあるし。
ご飯3杯はノルマって感じの朝食でした!
調子よすぎてもっと食べられそう(笑)
あ、そうそう、
最後は下部川を眺めながら、
温泉水コーヒー(100円)。
味はまぁ、、、雰囲気ですな(笑)
ってな具合でごちそう様でした!
今日もいい天気!
最後に岩風呂を堪能して帰ろっと!
まとめ:夏の温泉の最有力候補
もうこれに尽きるかなと。
夏の温泉はここでいいんじゃないかと思わせるほど。
まぁとりあえず試してみて!
身体の不調は改善しますよ!!
ってことでおしまい!
こんにちは、お湯太郎です。 2023年8月に山梨県の下部温泉「大黒屋」に行ってきました。 30度ちょいの「ぬる湯」が心地よく、夏の最適解の1つが下部温泉。 下部温泉には6月に続き、今年2回目の来訪です。 今回、短期間[…]
こんにちは、お湯太郎です。 2022年6月に山梨県南巨摩郡身延町にある「旅館 いしもと」に行ってきました。 今回は久しぶりの1人旅。 ぬる湯が有名な温泉地で昔から気になっていたんですよね~。 ここの温泉は混浴なので、[…]