こんにちは、ジャランです。
今回は2泊3日で四万温泉に行ってきました!
四万温泉とは群馬県の四万川沿いにある温泉街です。
温泉街にはコンビニやファミレスはもちろん、信号機すらありません。
ただ自然と温泉街がある非常にのんびりした場所でした。
また、四万温泉の語源は「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」らしいので
あちこちが不調な私にはもってこいの場所ということで今回の目的地として選びました。
こちらの温泉街、控えめに言って「リピート確定です」。
温泉宿が四万川沿いに広く分布しているせいか、人も少なくゴチャゴチャしていないのもいい。
昭和レトロな温泉街も格別です。
日常に疲れ、非日常を感じて心身ともにリフレッシュしたいなんて方に最適の温泉街です。
東京からのアクセスも抜群なんですよ!
それでは、今回の旅行記を写真多めでご紹介したいと思います。
東京からバスで四万温泉へ(四万温泉号)
四万温泉行きのバスは、八重洲通りセブンイレブンの前から発着しています。(9:00発)
チケットは事前購入のみです。前日の16時までに購入しておく必要があります。
- 所要時間:約3時間30分
- 料金:片道3,150円 往復5,200円
バスは自由席です。
途中、上里サービスエリアで20分の休憩があります。
平日ということもあって、乗客は少なく座席を広く使えました。
定刻(12時30分)に終点四万温泉(四万グランドホテル前)に到着です。
値段と移動ストレスを考えると、東京から1番通いやすい温泉街かなと思いました。
東京駅から、直通ってのが楽でした!
四万温泉街を観光
予約している宿が14時チェックインでしたので、温泉街を散策しました。
千と千尋の神隠しのモデルとも言われている「積善館」
銀泉茶屋で昼食
お腹も減っていたので、軽めの昼食です。
いい雰囲気のお店を発見したので寄ってみました。
小さいころにこんなお店に連れて行ってもらったなぁと感じる、懐かしい雰囲気の店内です。
30代後半以上の方ならこの気持ち分かっていただけると思います(笑)
しかし、大人になってしまった私が注文するものはこれです。
そう、生ビールより瓶ビール派です。(600円)
虫の声を聞きながら、川から吹いてくる涼しい風に包まれて飲む瓶ビール。
間違いありません。
あてにきゅうりの浅漬けをサービスで頂きました。(0円)
いい塩加減だったなぁ。
続いて、せっかくなら上州名物をということで
おきりこみうどん(700円)
焼きまんじゅう(200円)を注文しました。
幅広のうどんが醤油ベースの汁とよく絡みます。野菜もたっぷり入っています。
焼きまんじゅうは、パンみたいな触感で不思議な感覚です。
大きいから重いかなっと思いましたが、食べてみると軽く味噌だれととてもよく合い美味しいです。
このお店は当たりだと確信したので次の注文です。
焼き鳥とセットで600円
コスパ最強です。
この地鶏のやきとりが絶妙な塩加減なんです。
そこいらの焼き鳥やより数段上の美味しさに感じました。
四万温泉の地ビールも飲め大満足の昼食になりました。
支払いに「ふるさと寄付感謝券」が使えました。
中之条町にふるさと納税すると、返礼品として受取れる感謝券です。
10,000円の寄付で3,000円の返礼でなので、四万温泉に旅行に行ってみたいと思う方におすすめです。
ここ以外でも、旅館の宿泊料として使用出来ました。
※ふるさと納税は楽天経由がおすすめです。
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1泊目(地酒の宿中村屋)
14:00を少し過ぎていましたので宿向かいます。
1泊目は「地酒の宿中村屋」に宿泊です。
こちらの宿は、酒屋さんが経営している民宿ですので、お酒好きな人であれば是非宿泊していただきたい宿です。
この宿の決めては貸切露天風呂でお酒を注文できるところです。
お風呂に浸かりながら1杯、こんな瞬間も大切です。
料金は1泊2食付きで9,150円
追加注文した生ビール550円
レンタルバスタオル代200円
合計で9,900円と1万円で温泉三昧です。
料理もボリューム満点でコストパフォーマンスの高い宿に思えました。
宿の情報については別の記事で詳細にまとめていますので是非ご覧ください。
群馬県の四万温泉に2021年7月に行ってきました。
四万温泉旅行の1泊目に宿泊した宿です。
宿泊料金は1泊2食付で1人9,150円と格安でした。(入湯税含む)
こちらの民宿は酒屋さんが運営しています。
後述しますが、[…]
徒歩で四万温泉街から四万川ダムへ
10時にチェックアウトし、せっかくなら四万ブルーを見に行こうということで
徒歩で四万川ダムを目指します。
まずは、中村屋さんの目の前にある、「塩之湯飲泉所」で温泉成分をチャージ(無類の飲泉好き)。
塩之湯とあるとおり、しょっぱいような味があります。
源泉が熱いので気を付けて飲みましょう。
温泉街の中心「落合通り」を抜けて、
山道をひたすら進みます。
途中で足湯スポットがあったので休憩します。
「ゆずりは飲泉所・杜の足湯」
ここでも飲泉しました(無類の飲泉好き)。
足湯無料で入れるのがいいですね~、人もいないのでゆっくりできます。
気持ちよかったですが、温まりすぎて汗だくです(笑)
さらに20分くらい歩くとダムが見えてきます。
エレベーターが見えたので淡い期待を抱きながら近寄りましたが、動いていませんでした(笑)
このダムの上に行くには山道を更に10分くらい登ります。
ここからの山道は今までの平和な道のりと一転して、蜂地獄です。
写真を撮る余裕がないくら蜂が「ブーンブンブーン」と頭上を飛び交います。
早歩きで駆け抜けましたが、トラウマになるほどの恐怖でした。
妻の機嫌が一気に悪くなったことは語るまでもありません。
ダムに到着、四万ブルーってか四万エメラルドグリーン。
前日の夕立のせいでしょうか、思ってたブルーではなかったです。
その時々、時間ごとに表情が変わる湖らしいです。
今日は四万エメラルドグリーンでした。良しとしましょう。
ここまで約1時間半、暑さと、のどの渇きと、蜂のせいでボロボロになっていました。
(妻のテンションも最悪です)
ダムの近くにオアシス(カフェ)を発見しましたので飛び込みました。
湖畔カフェ ラトリエ・ブルー
すーずしーいー
カフェには無料で使える、足湯も併設しています。
タオルは200円で販売していました。
奥四万湖を眺めながら足湯もいいと思いましたが、ちょっと時期が悪かったです。
外にはやつ(蜂)がブンブン飛んでいます。
奥四万湖ブルーハーブアイスティー(550円)
疲れた身体に染みます。スッキリしていて爽やかな香りがして飲みやすかったです。
30分くらい休んで生き返りました。
また、あの道を帰るのかと思うと憂鬱でしたが、選択肢がありません。
地獄の蜂ロードを一気に駆け下り
なんとか蜂にさされず温泉街に戻ることができました。
徒歩での散策は、車のスピードでは分からない発見があって楽しいですが、この時期はよっぽどの理由がなければ、車かレンタルサイクルにしましょう。
現に私たち以外に、歩いて観光していた人は1人だけでした。
2泊目(つばたや旅館)
中村屋さんに預かって頂いていた、リュックをピックアップして本日の宿に向かいます。
2泊目は「つばたや旅館」に宿泊しました。
こちらの旅館は、部屋数が4部屋と静かな旅館です。
ポイントは何といっても自家源泉の露天風呂。
※川沿いにあるインフィニティ露天風呂
ここに入りたいがために宿泊しました。
加水・加温・消毒なしの本物の温泉
もちろん、飲泉もできました(無類の飲泉好き)。
宿泊料金は1泊2食付きで8,150円(入湯税含)
夕食時に注文した日本酒700円
合計8,850円でした。
驚異のコスパです。温泉は夜通し入りたい放題ですよ!
おすすめの旅館ですので、詳しくはこちらをご覧ください。
2021年7月に群馬県の四万温泉に2泊3日で行ってきました。
この旅行の2泊目に宿泊した宿です。
宿泊料金は1泊2食付で1人8,150円と格安でした。(入湯税含む)
今回宿泊した「つばたや旅館」は、四万温泉街の中心地から少[…]
徒歩で四万温泉山口地区から四万の甌穴群へ
宿を10時にチェックアウトし、リュックを預け出発です。
この日も懲りずに徒歩で散策。
昨日とは逆方面の「四万の甌穴」を目指します。
つばた屋旅館が最高すぎて、昨日の地獄を忘れていました、、、
(妻にはいいカフェがありそうと伝えています)
なにもない道を歩きます。とにかく暑い日でした。
こいつらも、暑さでやられていました。
しかし、死骸があるということは、、そうやつらが大量に発生しているんです。
なにもしなければ、刺されないと信じて、足早に駆け抜けます。
頭上でブンブン飛んでいるのは恐怖でしかありません。
なんで蜂の飛んでいる音ってあんなに恐ろしいんでしょうね?
さらに今日はアブもいやがります。
蜂は縄張りを過ぎれば追いかけて来ないのですが、吸血昆虫のアブは永遠に追いかけてきます。
アブをバックで叩いたりして、なんとか被害なく目的地にたどり着きました。
(妻の信用は失っています)
夏の徒歩での散策はほんとっっっっっっにおすすめしません。
行くなら虫よけ対策しましょう。
前日の雨のせいで、水量が多いみたい。
水は青くキレイなんですが、水量が多くちょっと思ったのと違いました(笑)。
でも、川の近くは涼しくてとても気持ちよかったですよ!
川の音って癒されます。
次に妻の機嫌を取るために、甌穴の隣にあるカフェに立ち寄ります。
森のカフェ KISEKI
オシャレな内装のカフェ。
自然に囲まれたテラス席もあります。
優しい光が降り注ぐ、雰囲気は最高です。
ピザトーストはチーズたっぷりで絶品。
ピザトーストセット 1,100円
トーストセット(カフェラテ) 880円
雰囲気もいいし、食事も美味しいです。
みなさん、テイクアウトでソフトクリームを注文していました。
しかし、オープンエア、自然のそばってことはあいつ(蜂)がいるんです。
注文を終えて席に座ると...「ブーンジリジリ、バッッチン(壁に当たる音)」
やつら(蜂)が自由に出たり入ったりしていて、
飛来してくるたびに、ビックと身体を大きく動かして避けます。
とてもじゃないけど落ち着きません。
2,000円近く払って、滞在15分くらいは悲しかったなぁ。
もう少し対策してほしいと感じました。
バスで戻ろうかと思いましたが、いい時間のバスがありませんでしたので、来た道を覚悟を決めて戻ります。
蜂は出るスポットが分かっているのでなんとかなりましたが、一匹ほんとにしつこいアブがいて大変でした。
奥四万湖と同様、夏の時期の徒歩は考えましょう。この日も徒歩の観光客は私たち以外1人だけでした。
昨日と同じ人です。(笑)
銀泉茶屋(2度目)
バスの発車時刻(13時45分)まではまだまだ時間があるので再訪です。
やっぱり、瓶ビール。
しかし、ここにもアブが、、、、
ここの店員さんは、ハエ叩きでアブを撃退してくれます。
かっけぇ
昨日はいなかったので、もしかしたら午前中は蜂もアブも活動的なのかなぁとか思っていました。
少し滞在して、混んできたので退散です。
焼き鳥2本と瓶ビールで900円でした。
四万温泉から東京駅へ
13時45分出発です。
四万グランドホテル前のバス停から出発します。
帰りは高坂サービスエリアで20分休憩がありました。
道が空いていたので、予定時間より20分早い、17時10分に到着しました。
今回の出費
今回の出費をまとめました。
- バス:5,200円
- 銀泉茶屋:2,900円
- 地酒の宿中村屋:9,900円
- 湖畔カフェ ラトリエ・ブルー:550円
- つばたや旅館:8,850円
- 森のカフェ KISEKI:1,980円
- 銀泉茶屋:900円
- 雑費(水等)1,100円
合計で31,380円でした。
まとめ
東京駅からダイレクトで約3時間半。
自然が多く、時間の流れがゆっくりしている。
人も優しい。
お得な宿がいっぱいある。
1泊なら総額2万円以下で楽しめる。
飲泉ができる(重要)。
本当に蜂以外いいことしかなかったです。
冬はまた違う一面が見れると思うので、また冬に訪れようと思っています。
この記事で四万温泉に興味を持ってくれる方がいたら嬉しいです。
少しでも興味が沸いたら、迷わず行ってみてください。
きっといい思い出になるはすです。