こんにちは、ジャランです。
今回は1泊2日で飯坂温泉に行ってきました!
宮城県の鳴子温泉、秋保温泉と共に「奥州三名湯」に数えられ、古くはヤマトタケルが湯時したとされる、歴史ある温泉街です。
(古くから身体にいいお湯とされている、美肌効果も期待できる)
また、温泉街には9つも共同浴場があり、地元の方は生活の一部として利用しているようです。
なので観光地化された温泉街とは違い、地元の方のやり取りが聞こえ、田舎に帰って来たようなほっとする温泉街でした。
東京からのアクセスも抜群なので(新幹線利用なら2時間30分程度)、日々の忙しさからストレスが溜まり、少しゆっくりしたいなと思ったら、すぐ行ってみてください。
イライラで攻撃的になりそうな気持を、優しい気持ちにしてくれる、そんな温泉街です。
それでは、今回の旅行記を写真多めでご紹介したいと思います。
こんにちは、お湯太郎です。 2022年1月に福島県の飯坂温泉に行ってきました。 今回宿泊した「平野屋旅館」は飯坂温泉駅から徒歩1分の好立地にあります。 この旅館は某YouTubeで見つけたのですが、宿泊料金がなんと […]
東京から飯坂温泉へ(高速バス+在来線)
今回は高速バスで福島駅へ行き。
福島駅からは福島交通飯坂線で飯坂温泉駅を目指します。
高速バス(WILLER EXPRESS)
今回利用したバスは、WILLER EXPRESS社の福島・仙台行きの路線です。
福島駅行きのバスは、バスタ新宿のD11の乗場から発車しています。(9:30発)
- 所要時間:約4時間45分
- 料金:片道2,300円(プレミア会員割引300円)
福島駅まで新幹線で行った場合は、所要時間1時間30分で8,580円。
今回は1人旅ですし、急ぐこともないのでバスを選択しました。
片道6,000円、往復で12,000円も違うのは私には大きいですからね。
バスは定刻通りバスタ新宿を出発しました。
座席は予約時に指定します。
仕切りがあるので、隣が知らない人でも気にならなそうですね。
今回は、乗客が少なく空いて、隣の席に人はいなかったので、仕切りが邪魔でした(笑)。
シートには直接USBケーブルが挿せる端子がついているので、便利。
バスは、佐野SA、那須高原SAでそれぞれ20分づつの休憩をします。
朝から天気が悪く、那須高原SAではパラパラと雨が降ってきました。
バスは順調に進み、14時15分に福島駅西口に到着。
到着したらすごいいい天気でした!もってます(笑)。
WILLER EXPRESSのプレミア会員はほんとにおすすめです!
- バスの運賃がいつでも300円引き
- 申込者がプレミア会員であれば同乗者にも適用
- 空きがあればシートがランクアップ
会費はクレジットカード払いなら、15カ月で1,100円。
2人で旅行すれば、片道300×4=1,200円。
1回の旅行で元が取れてます。
WILL EREXPURESSは路線こそ多くはないものの、値段は最安値になるので格安旅行の強い味方です。
チケット申込時にプレミア会員の申し込みも同時にでき、そのチケットから割引の対象なので、2人以上で乗車する場合、何度も乗車予定がある人は迷わず申し込みましょう。
福島交通 飯坂線
福島駅からは福島交通の飯坂線で飯坂温泉駅は行きます。
乗車時間は22分、運賃は370円です。
飯坂線のホームは東口にあるので、地下の連絡自由通路を抜けて向かいます。
福島駅に来たのは初めてだったので東口に行くのに少し迷いました、、、
地上からはホームの数が多いので抜けられないようです。
この案内図を見つけたときは本当に安心しました。
※↓の写真は翌日撮った写真。
飯坂線の乗場は、連絡通路を出たら左手方面へ進むとすぐに到着します。
飯坂線のホームで改札にいる駅員さんが、
「飯坂温泉駅行きはまもなく発車します。」と言っています。
次の電車は25分後なので、電車に飛び乗りました。
(小走りでも、ブログのために撮影はしとく。)
「いい電」の文字がかわいい。
車内には飯坂温泉の暖簾がある。
地方のローカル鉄道ってそれぞれ味があっていいですよね~。
非日常がスタートする瞬間です。
ちなみにスイカは使えません。(現金のみ)
東京から約5時間30分で飯坂温泉駅へ到着。
木造の造りが趣あっていいですね~。
バスでは寝てればあっという間ですし。特に疲れを感じず飯坂温泉に着きました。
東京から温泉までで片道2,670円は安い部類ではないでしょうか?
気軽に来れるのでいいですね。
飯坂温泉街を観光
15時5分に飯坂温泉街に到着。
朝から何も食べてないので、飲食店を探して彷徨いますが、ランチはだいたい14時で終了。
夜の営業は早くても16時30分からというところがほとんどです。
福島駅でなんか食べとけばよかった、、、
まぁしょうがないので、旅館に行く前に軽く観光をしました。
石畳が雰囲気ある街並み。
摺上川沿いにあるレトロな宿泊施設。
ラジウム温泉
日本で最初のラジウム発見の地の記念石碑。
温泉成分からラジウムが含まれていることが発見されたらしいです。
そのラジウム温泉で作った「ラヂウム玉子」が名物。
コインロッカーみたいな販売機で売っています。
まぁ普通の美味しい温泉卵です(笑)。
共同浴場+足湯
共同浴場も雰囲気いいですよ。
飯坂温泉の中心地にあり、発祥の地でもある「鯖湖湯」(さばこゆ)。
地元の人が代わる代わる入浴していました。
摺上川沿いにある波来湯(はこゆ)。
どちらも、木造で雰囲気がいいです。
他にもあと7つも共同浴場があります。
外湯巡りも楽しそう。
「あ~しあわせの湯」
中心地にある足湯です。
利用時間は18時まで、無料で使えるのが嬉しいです。
観光客が使ってたイメージです。
さて、みなさんはこの足湯を誰が清掃しているかご存じでしょうか?
、、、、
この足湯、「ほりえや旅館」の小学生のお子さんが2人で掃除しているんです。
18時になると、掃除の時間だと、洗剤とブラシを持って一生懸命掃除していました。
小さい時から本当に偉いなって思いました。
自分が同じくらいの年齢なら、すごい不満に思っただろうな(笑)
当たり前に使える施設も誰かが手入れしてくれているからです。
今後は感謝の気持ちを込めて、丁寧に共用施設を利用したいものです。
旧堀切邸
ここは無料入れる、旧豪商の邸宅です。
中には足湯やカフェスペースもあります。
花木がある美しい庭園を眺めながら足湯ってのもいいかもしれません。
平日でもそこそこ人がいました。
夏場だからなのか、至る所に風鈴が。
涼しげな音色が、夏を感じさせてくれます。
お湯かけ薬師如来と中心街
お湯かけ如来という如来像があります。
如来様にお湯をかけ、その部分を撫でる、そして鯖湖湯に入浴することで、お湯の効能がさらに上がることと信じます。と書いてありました。
信じる者は救われるってことですね、ポジティブシンキングが勝ちです。
飲食店を探しながら、1時間程度で回れました。
石畳と木造建築がとても落ちつく雰囲気にいい場所でした。
ほりえや旅館
16時すぎに宿に向かいます、
街の中心街に位置し、明治15年創業と歴史のある「ほりえや旅館」へ宿泊しました。
こちらの宿は、お話し好きな若旦那、親切でとても気の利く若女将、元気いっぱいでかわいい子供たち。
みなさんの生活音が聞こえてきて、ご家庭に間借りしているような。
それでいて、部屋に居るときは1人になれる、距離感もいい温かい宿でした。
1泊2食付き。
24時間貸切温泉に入り放題。源泉は隣にある「鯖湖湯」と同じ。
お値段なんと、、、7,750円(入湯税込)。
また、飯坂温泉をモチーフにしたキャラクターの「飯坂真尋」を推している宿です。
宿の情報については別の記事で詳細にまとめていますので是非ご覧ください。
こんにちは、ジャランです。
2021年8月福島県の飯坂温泉に行ってきました。
今回宿泊した「ほりえや旅館」は、飯坂温泉の中心にある観光の拠点として立地のいい旅館です。
お話し好きな若旦那、親切でとても気の利く若女将、元気い[…]
鯖湖湯神社
夕食までは、目の前にある、鯖湖湯神社のベンチに座って飲んでいました。
日中は33度とめちゃくちゃ暑く、日差しも強くてきつかったのですが、日が落ちてくると一気に爽やかな気温になります。
宿の方も夜は、窓開けて寝るには寒いくらいと言っていました。
爽やかな空気の中、飲むビールは最高です。
ほりえや旅館のお子さんが、遊んでいて適度に話しかけてくれるので飽きないです。
今考えたら、平日に1人で外で飲んでるから哀れんでくれたのかな(笑)。
できた子供たちだ、、、
ちなみに、コンビニは駅の隣のファミリーマートが最寄りです。
中心地からは徒歩5分くらいあるので、計画的に利用した方がいいと思います。
それにしても、いい雰囲気で飲めたので大満足です。
この後は宿で過ごしました。
2日目 飯坂温泉街、福島駅前観光
朝10時前に旅館をチェックアウトしました。
昨日何も食べれなかったので、今日こそは有名なものを食べてやろうと決めていました。
若女将にチェックアウト時に、飯坂ラーメンのおすすめの店を聞いておいたので向かいます。
まさかの臨時休業(笑)
グーグル先生を頼りに他のラーメン屋に行くが全て定休日。
帰りのバスが13時20分発とあまり時間がないので焦ります。
※飯坂ってだけあってなんか坂が多い。
名もなき坂もいい。
このままでは、何も食べられないと思ったので、福島駅前なにかしらあるだろうと福島駅に向かいました。
※彷徨っている最中に買った梨はみずみずしいくて美味しかった。
3つで100円はさすがフルーツ王国。
10時30分の電車に乗り込みました。
せっかくの飯坂温泉で飲食店に寄れなかったのは残念でした。
近いうちリベンジしに行きます!
福島駅では失敗しないように電車中で調べたラーメン屋に向かいます。
くをん
福島市のつけ麺が有名なラーメン屋さんみたいです。
普段は並んでいるような口コミがありましたが、12時前でしたのですんなり入店出来ました。
つけ麺が有名なお店でしたが、私の舌は朝から飯坂ラーメンを探していたので、つけ麺は目に入らず、中華そばを注文。
追いガツオ中華そば(750円)
表面は分厚い油の層で覆われ。
細麺ながらしっかり食感がある美味しい麺。
チャーシューはこの大きいサイズが2枚、柔らかく口の中でスッとほどける。
カツオの出汁がしっかり出ている和風スープ。
食べだしたらとまりません。
やっと出会えた福島のラーメン、大満足の一杯でした。
ただ、このラーメンでは福島感が足りないので、くをんの店員さんに聞いた餃子屋さんに行くことにしました。
餃子の照井 福島駅前店
福島名物の円盤餃子を提供しているお店です。
円盤餃子(22ケ)にしたかったのですが、ラーメンを食べたばかりでしたので、円盤餃子半皿(11ケ)にしました。(660円)
たっぷりの油で焼かれているので、パリッとしています。
皮が厚くないので、ペロっと食べちゃいました。
これなら倍の一皿でもいけたな。
駅に直結しています。出張で時間のない方もサッと食べれるのでおすすめ。
店員さんがとても優しいしゃべり方をしていて優しい気持ちになりました。
なんか最後までいい思い出になりました。
福島駅から東京駅へ
13時20分出発です。
来たときに下車したところと同じ場所から乗車します。
行きの便より乗客は多かったですが、隣のシートはいなかったので快適です。
那須高原と佐野SAで行きと同じように、それぞれ20分の休憩を挟み、バスタ新宿へは17時55分(定刻)に到着しました。
那須高原で買ったアイスクリーム(390円)
てか、温泉効果のおかげで、ガサガサだった手が綺麗になってる。
今回の出費
今回の出費をまとめました。
- バス:4,600円(往復)
- 電車:740円(往復)
- コンビニ:1,465円(ビール代)
- ほりえや旅館:7,750円
- 旅館で頼んだ日本酒:1,100円
- ラヂウム玉子:200円
- くをん:750円
- 餃子の照井:660円
- アイスクリーム:390円
合計で17,655円でした。
まとめ
今回は、初めての1人旅ということで、楽しめるか不安もありましたが、
寂しくもなく、とても充実した旅行になりました。
言うまでもなく、泉質は最高。
人も優しい。(色々な人が話しかけてくれます)
楽しく、癒される宿がある。
素敵な街並み。
東京からのアクセスも格安。
温泉むすめ、飯坂真尋。
残念なことがほとんど思い当たりませんが、唯一あのウィルスのせいで飲食店がいつもより営業していないのだけが残念でした。
また、落ち着いたら出掛けてみようと思っています。
この記事で飯坂温泉に興味を持ってくれる方がいたら嬉しいです。
少しでも興味が沸いたら、迷わず行ってみてください。
きっといい思い出になるはすです。
こんにちは、ジャランです。 今回は1泊2日で東山温泉に行ってきました! 東山温泉は東京からバスで4時間30分とアクセスのよい環境に位置しています。 サラサラの源泉は美人の湯と呼ばれ、その歴史は1300年と古くからある温泉郷[…]