こんにちは、お湯太郎です。
２０２３年３月に福島県の湯野上温泉「ひらのや」に行ってきました。
キラキラと西日に照らされたお湯は、まるで神様が住んでいるような、、、
檜の器の中には透明な御神水と見誤んばかりのお湯。
とても贅沢な雰囲気を味わえる温泉に出会いました。
そんな温泉があるこちらの宿は、
- 源泉かけ流しの美人の湯
- 郷土料理と季節の食材のご馳走
- １泊２食で８，８００円
- 総部屋数１０部屋以下
- 会津の地酒が楽しめる
- 女将さんのホスピタリティ
と、魅力たっぷりな宿でもありました。
これは、
是非、皆様にご紹介しなくては！
と言ういことで、「湯野上温泉 ひらのや」をご紹介～
※今回宿泊しているプランは、
【平日限定】お料理少なめでリーズナブル♪天然温泉100％源泉掛け流し温泉は24時間入浴OK★
じゃらんからの予約での滞在です。
湯野上温泉（ひらのや）へのアクセス
普通列車・・・約７時間（４，３５０円）
特急列車・・・約４時間（６，１４０円）
湯野上温泉へのお得なアクセス方法は↓で解説しています。
湯野上温泉へお得に行きたい（安く行きたい）
湯野上温泉への公共交通を知りたい
こんにちは、お湯太郎です。
宿は安く予約で来たけど、交通費が高いな～。
と毎回温泉に行くたびに思っています。
[captio[…]
駅からは宿の送迎付きです。（要電話予約）
電車の時間を伝えておくと、ピッタリに迎えに来てくれます。
所要時間は車で３分程度。
歩いても１０分ちょいなので、天気がいい日は歩いてもいいかもしれませんね。
それでは、チェックイン！
部屋：光が差し込むとても綺麗な宿
チェックイン開始時間は１５時から。
「床がピカピカで明るい宿だな～」
玄関を開けた瞬間に当たりを確信しました。
チェックインを終え、部屋までご主人が部屋に案内してくれます。
画像は２階の部屋の前なんですが、小学生時代に感じた土曜日の午後の光を連想させる懐かしい雰囲気。
何と言ったら正解か分からないけど、なんともグッとくる情景。
とても好みの雰囲気であることは間違いないです。
部屋はこんな感じ
「うわ、すごいいい部屋」
思わず声に出してしまうほど、明るく気持ちのいい部屋。
差し込む優しい日差し。
窓を抜ける爽やかな風。
ぶわっと心が軽くなり、居るだけでなんとも癒される部屋です。
別の角度から。
部屋は８畳の和室。
無駄な物はなく、無限にゴロゴロのんびりするためのお部屋です。
布団は最初から敷いてあるパターンですねー。
うん、清潔でお日様の臭いがする寝具です。
この宿最高ですわ。
そうそう、この延長コードがファインプレー。
どうしても古い部屋だとコンセントの位置が悪く、ちょっとしたストレスを感じますが、延長コードがあると解決。
これで布団に入りながらスマホを見れるってもんだぜ。
延長コードが用意されている宿にハズレはない。
これは新たな宿選びの指針ですね。
こんにちは、お湯太郎です。
２０２２年９月に上諏訪温泉にある「民宿すわ湖」に行ってきました。
こちらの宿に宿泊するのは２回目。
前回宿泊した際に、とてもいい思い出になったので、また泊まりたいと考えていました。
[si[…]
部屋から見える景色も有料級。
この景色たまらなくないですか。
なんだろ、特別電車が好きとかないんだけど、田舎の電車ってなんか見ちゃうんだよなー。
「ガタンゴトンガタンゴトン」
鳥や虫の声の中にある人工音。
なんだかとても落ち着きます。
部屋のポットにある水は温泉水
お茶があまりにも美味しかったので伺うと。
「ポットの水が温泉水だからかな。」
っと女将さん。
クリアで雑味のない水は最高です。
部屋のアメニティはこのとおり。
- 浴衣
- ハンドタオル
- バスタオル
- 歯磨きセット
うん、必要なものは全てありますね。
館内共有部分
共用部分も簡単にご紹介。
トイレは１階と２階にあります。
男女別に分かれていますし、そもそも部屋数が少ないので問題なし。
滞在中被ることはありませんでした。
洗面台は１階と２階。
歯を磨いたりするのはここかな。
ドライヤーをかけたり、髪の毛をセットするのはお風呂場かな。
無料のドリンクコーナー
玄関にはフリーコーヒーがありました。
これは完全に優しさです。
いや、これは完全に当たり宿じゃないですか！
部屋に居るだけで感覚が癒されると言うか。
優しい気持ちになれる部屋です。
それではさらなる休息を求め温泉へ！
風呂：神様が住まう湯
お風呂の概要
内湯と露天風呂が男女別にあります。
内湯を通って露天風呂に行く仕様。
別々って訳ではないのでご注意を。
利用時間
- １５：００～１０：００
２４時間利用です。（最高）
温泉の成分表はこちら。
重要事項を抜き出すと、
- 源泉名：５種の混合泉
- 泉質：単純温泉（低張性弱アルカリ性高温泉）
- 温度：５７．2℃
- PH：８．２
加水、加温、循環ろ過、入浴剤、消毒の表示は見当たりませんでしたが、
宿の方も加水、加温、循環ろ過、入浴剤、消毒なしと言っていたので大丈夫でしょう。
内湯：絶対１５時にチェックインして風呂に向かってください
冒頭でも言ったとおり、正に「神が住まう湯」。
陽の差し込み具合が神々しく。
檜の浴槽はまるで黄金のよう。
雰囲気に圧倒されてしましました。
しっかりかけ湯をして、、、いただきます。
やはり湯野上温泉は違う。
入った瞬間ぞわっとする。
本物の温泉の感覚があります。
はぁ～～最高すぎる。
なんてことを考えながら１０分も入浴していると、はい、汗だく。
しかし外気は１５℃。
温泉の季節です。
涼みがてら露天へ。
露天風呂：無音の世界
露天風呂は1人用かなってくらいの広さ。
この日は風もなく穏やかな天候です。
一切音がないんです。
世界から誰もいなくなったような感覚、、、。
無音の世界でリラックス。
やはり平日は最高だなとしみじみと感じました。
内湯もそうだけど、浴槽の中の穴から新鮮なお湯がじゃんじゃん投入されています。
露天風呂からの眺め。
手入れされた庭の後ろには山々が。
非日常って感じです。
しかし本当に静かだなー。
心のささくれみたいなものがなくなっていく、素晴らしい入浴となりました。
脱衣所
脱衣所はこんな感じ。
いや、どこもほんと綺麗にされています。
洗面台です。
ドライヤーはここにあります。
風量そこそこで問題なし。
最高のサービス
風呂の前には共用の冷蔵庫がありました。
なんとなく開けてみると。
ひらのやの水たるものが。
これがまた雑味のないクリアな水なんです。
風呂上がりのカラカラの身体に染みる染みる。
なんたるサービス。
控えめに最高です。
ってな具合で、部屋に続き温泉も最高でした。
いやが上にも夕食も期待してしまいます。
時間まで部屋で待ちましょう。
食事：豪華さはないけど、これはご馳走
夕食と朝食は食事会場で。
やはりここも綺麗ですね。
広々とした会場なので、お客さんとの間隔も十分に取られています。
夕食：お酒と女将のマリアージュ
夕食は１８時から１８時３０分の間に呼びに来てくれるとのこと。
この日は１８時５分に旦那さんが呼びに来てくれました。
着席すると女将さんの料理の説明が始まります。
あとで一品一品詳しく解説するけど食べたことない料理だらけで楽しそう！
まずは、まなすから。
ふきのとうが春を感じるなと一口。
おぉ、これは、、、
爽やかな苦みが鼻を抜ける香りがたまんねぇな。
大人の味です。
ちびちびいきたいね。
なくなっちゃうのがもったいないなー。
アルコールアルコールっと。
「写楽」（５３０円）
やはり旅館飯には日本酒です。
スッキリした口当たりがいくらでも飲めてしまう。
いいお酒だな～。
そうそう、この宿はアルコールメニューも素晴らしいんです。
福島の地酒が豊富な素晴らしいラインナップですね。
これは楽しい夜になる予感しかない！
続いては「棒たら」。
これは会津の郷土料理なんだってー。
流通が発達していなかった時代の貴重な海産物らしいです。
見た目固そうに見えるんだけど、食べてみると固いと言うより身がしっかりしていると言った感じ。
味がぎゅっと詰まっているのでおつまみに最適です。
お酒がすすむな～。
高野豆腐、はんぺん、人参、糸こんにゃく、凍み大根の煮物。
「凍み大根が物産館に売っていたので煮物にしてみました」とのこと。
地元で作られたものを頂けるっていいですよね～。
臨機応変に季節の食材で対応出来るのは女将さんの料理スキルのおかげ。
全て手料理が嬉しいな～。
凍み大根は噛むとジュワっと旨味がでてきます。
濃い目の日本酒が合いそうと思い相談すると、
「飛露喜」（５３０円）
ガツンと来る濃い目の味が、優しい味付けの煮物にぴったり。
おつまみになる煮物は、煮物ってよりおでんみたい。
最高の組み合わせ。
フライが運ばれてきました。
「下郷産の鱒のフライ」
なんと衣はカレーで味付けをしています。
一口食べると、、、
まだ日本酒残っているけどビール行かせて！
中瓶（７８０円）
いや、やっぱこのフライにはビールだよ。
フワフワな身にカレーのスパイスがたまんないね。
鱒のスペックに女将さんのスキル。
料亭のフライに昇格です。
これをビールで流し込む爽やかさ。
マジで楽しい。
ニシン。
こちらの保存食も会津の郷土料理。
見た目に反して、身がプルプル。
これもまたバカ美味い。
ほんとどれもこれもお酒を飲ませるメニューです。
これは茶わん蒸し。
女将さんが
「変わっているから食べてみて。」
ん？これは
トマトとチーズでとても洋風な茶わん蒸し。
変わってるって焦らすだけあるな～。
もちろんこれもバカ美味い。
そして安定のお酒に合う。
フルーティーな味わいが洋風な茶わん蒸しにぴったり。
「風がふく」（５３０円）
色んなお酒と出会えて楽しすぎます。
鉄板は、野菜と豚肉のバター焼き。
ニンニク多めのタレと相性抜群です。
残ったお酒はおしんこでゆっくりいただきます。
大葉の香りがいいな～。
そこまで塩辛さはなく素材の味がします。
福島の優しい味付けやっぱり好きだわ。
最後はご飯でお腹を落ち着かせ。
お吸い物も品があってなかなか美味しい。
これだけでご飯いけちゃいました。
デザートは花豆。
これも物産館で売っていたので作ってみましたとのことです。
甘いのに甘ったるくなく〆のデザートとして完璧。
寒天で固めているのでツルっといけるのがいいね。
いやー大満足の夕食となりました。
女将さんとの会話も盛り上がり、気づけば２時間以上。
ちょっと酔っ払ったな（笑）
見た目の豪華さはないけど、本当にご馳走と言う言葉がぴったりな夕食でした！
朝食：全部手料理、身体に優しい和定食
朝食は７時３０分から。
これまた理想的な健康朝食です。
品数多めが嬉しい。
まとめ：湯野上温泉の民宿にはずれなし
またまた素晴らしい宿に出会えたな。
ってのが率直な感想です。
部屋、温泉、食事全てが癒されること間違いなし！
でもやっぱり一番よかったのが女将さんの人柄かな。
帰り際に封筒を手渡してくれるんだけど、、、
その中には、帰り用のお菓子とお手紙が。
手紙には一組一組に手書きのメッセージが書いてあります。
素晴らしい日本の心遣いです。
はぁこんなのに弱い。（泣）
こんなに気遣ってくれる宿にハズレはないですね！
身も心もリフレッシュでること間違いありませんよ。
ってことでおしまい！
※朝食時に布団は片付けてくれるから、ある程度部屋を片付けとくのがおすすめ（笑）
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２２年７月に湯野上温泉にある「民宿 赤ひげ」に行ってきました。 「湯野上（神様）がいる温泉」って素敵なフレーズがぐっとくる温泉地。 そんな温泉地に面白そうな宿が、、、 上海出身の女[…]
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２２年７月に湯野上温泉にある「温泉民宿 山形屋」に行ってきました。 「湯野上（神様）がいる温泉」って素敵なフレーズがぐっとくる温泉地。 そんな温泉地に口コミが抜群の宿が、、、（じゃらん4.9[…]
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２３年１月に福島県の湯野上温泉「民宿 沼袋」に行ってきました。 静かな温泉地でゆっくりしたい。 極上の温泉で肌も髪もきれいになりたい。 山の幸たっぷりな会津料理を食べたい。 そん[…]
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２３年１月に福島県の湯野上温泉「民宿 いなりや」に行ってきました。 お腹いっぱいになるまで食べたい。 極上の温泉で、肌も髪もきれいになりたい。 田舎の優しい雰囲気を味わって、リフレッシ[…]
こんにちは、お湯太郎です。 ２０２３年３月に福島県の湯野上温泉「みやもと屋」に行ってきました。 湯野上温泉へは、1月以来３回目の来訪です。 何度でも訪れたくなる、素晴らしい魅力を持った温泉地に、 またまた、紹介したく[…]
