【最大21時間滞在、自家源泉、身体の不調がぶっ飛ぶ宿】肘折温泉 若松屋 村井六助 

こんにちは、お湯太郎です。

2023年5月に、山形県の肘折温泉「若松屋 村井六助」に行ってきました。

いやー、肘折温泉って素敵な場所ですね!

昔ながらの湯治場風情が残っており、人も優しく、とても雰囲気のいい場所です。

そんな温泉街に

  • 肘折温泉の湯と自家源泉「村井源泉」が楽しめる
  • チェックインはなんと13時(21時間滞在可能)
  • 山菜が中心のヘルシー料理

もう、まさに体のメンテナンスにもってこいの宿でした!

料金は、1泊2食で9,900円~。

とてもいい滞在でした。

これはみなさんに共有しなくては!

それではチェックイン!

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部屋:やはり13時チェックインは最高

若松屋 村井六助

お昼ご飯を食べて、13時ピッタリにチェックインしました。

チェックアウトは10時なので、

最大21時間滞在可能。

夢の様です。

若松屋 村井六助

ロビーがピカピカですね!

エレベーターも完備されているし、階段には手摺もあります。

ご高齢の方も多くいらしたのは、バリアフリー化をしっかりおこなっているかなとか思ったり。

若松屋 村井六助

部屋は4階です。

エレベーターを降りると、レッドカーペット。

昭和の旅館って感じがして大好物です。

そうそう、チェックインは若女将が対応してくれたんだけど、

とても気さくでいい人。

山形の人は優しい雰囲気の方が多いですね!

若松屋 村井六助

部屋は8畳+広縁

窓が開いた状態だから気持ちいい~。

新鮮なきれいな空気が心地いいですね。

若松屋 村井六助

テレビ周りはこんな感じ。

清潔感があってとてもいい部屋です!

若松屋 村井六助

テーブルの上に「肘折せんべい」を発見。

地元のお菓子が嬉しい。

若松屋 村井六助

冷水もしっかり用意されています。

この冷水が美味しくて、

「やっぱり天然水ですか?」

「いえ、水道水です。」

「・・・」

次の日、出発前に水筒にいれてもらいました(笑)

水道水が美味しいってめちゃめちゃ幸せな土地!

若松屋 村井六助

広縁には空の冷蔵庫があります。

ん?

若松屋 村井六助

冷蔵庫の上に何故か醤油、、、

これ別の部屋にもありました。

気になる~。

あー聞き忘れた。

この謎は次回の課題とします。

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で、この広縁から見える景色が、、、

若松屋 村井六助

肘折名物「朝市」

旅館の目の前でやっているんです!

宿泊客にしか見ることのできない、朝市を見下ろす景色。

肘折温泉 朝市

なんかこう...素朴な温泉街の風景って言うのかな。

雨の日も風の日も、毎朝6時に店を出す。

変わらぬ日本の原風景にぐっときます。

おっと話がそれてしまった。

部屋の紹介に戻りますね。

若松屋 村井六助

布団は最初から敷いてあります。

最近はほとんどこのパターンですね。

昼間からゴロゴロできるから、むしろありです。

若松屋 村井六助

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洗面台も完備しております。

ペーパータオルもあるし清潔でいいですね。

あ、でも

ドライヤーがないなー。

自分の部屋でゆっくり乾かしたい人は持参しましょう。

若松屋 村井六助

そしてなんとトイレ付でございます。

やっぱり部屋にトイレあると圧倒的にらく。

若松屋 村井六助

アメニティはこちら

  • 人数分の浴衣
  • フェイスタオル人数分
  • 歯ブラシセット

館内共用部分

共用部分も簡単に紹介。

若松屋 村井六助

これはロビーのソファ。

なんとここに、

若松屋 村井六助

無料のコーヒー。

続いて、

若松屋 村井六助

いつの時代も風呂上がりの友「冷たい麦茶」。

その横には「銀座WESTのリーフパイ」

たまたまなのか分からないけど、銀座WESTのお菓子が無料ってすごい。

自動販売機

若松屋 村井六助
若松屋 村井六助

ビールは350円~

ジュースは200円~

まぁ許容範囲。

足湯

若松屋 村井六助

宿の前には自家源泉を使用した足湯があります。

誰でも自由に使えるみたい!

源泉の量が豊富なんだろうな~。

ってことで気になるし、風呂行きましょう!

 

お風呂:二つの源泉を楽しむ最高の湯治

まずはお風呂の概要。

お風呂は2種類。

自家源泉「村井源泉」を使用した貸切風呂。

肘折温泉の共同源泉使用した男女別の内湯。

どちらも24時間入浴可能です。

みなさんそこまで長く入浴しないのかな?

そこそこ宿泊客や立ち寄り客はいたけど、いつでも独泉状態でした。

成分表はこちら

若松屋 村井六助
※クリックで拡大
若松屋 村井六助
※クリックで拡大

村井源泉・・・炭酸水素塩温泉

加水、加温、循環、消毒なしの完璧な温泉とのこと。

飲泉もごにょごにょとのことです。

肘折温泉・・・ナトリウム塩化物温泉

こちらは加水のみありとのこと。

熱い源泉なのでこれはOK。

あ、ちなみに2つのお風呂に入りまっくた結果、、、

肌がピカピカになりました。

村井源泉「幸の湯」

若松屋 村井六助

なんだろうこのオーラ立ち込める温泉は。

扉を開けて感じる神聖な雰囲気に圧倒されます。

若松屋 村井六助

もうね、大げさではなく、

入った瞬間に鳥肌が立ちました。

5月だから寒い訳でもないのに、、、

38度くらいなのかな?

ちょっとぬるく感じるんだけど、それがまた心地よい。

泡付きが良いのも温泉らしいですね~。

そして湯上りはポカポカ状態が続く不思議な湯です。

若松屋 村井六助

そしてこの投入量!

コンコンと湧く温泉の音を聞きながら、目を瞑ると、、、

本当にストレスが抜けていくのを感じると言うか、深くリラックスできます。

これは私の温泉史の中でも間違いなくトップクラスのお湯です!

鉄臭さもほんと大好物!

若松屋 村井六助

名前の由来は

なんと、高松宮殿下が命名したとのこと。

幸の湯(さちのゆ)、、、

まさに「しあわせ」が約束されたお湯。

もうめちゃくちゃ素敵なネーミングでございます。

若松屋 村井六助

しかもそれを貸切ですからね。

いやー、贅沢なお風呂!

滞在中6回も入浴してしまいました。

ほんとね、もう、「幸せ」の一言!

若松屋 村井六助
若松屋 村井六助
これは一応、脱衣所と洗い場でございます。

肘折温泉を使用した内湯

若松屋 村井六助

お~、こちらもまた荘厳な雰囲気。

光の入り方が美しいね。

若松屋 村井六助

これぞ温泉って濁り方もいいですね~。

幸の湯と比べて熱いから10分もつかっていれば汗だく確定。

そしたら、

若松屋 村井六助

この一段高いところで寝湯もいいですよ~。

寝湯でしっかり肘折のお湯を感じるのもまた幸せです。

若松屋 村井六助

さすがに投入量は自家源泉に劣るけどフレッシュなお湯が注がれています。

若松屋 村井六助
若松屋 村井六助

こびりつく温泉の成分も美しいですね~。

こっちは全く鉄臭くないから、温泉って本当に不思議だよな~。

こんな素晴らしいい源泉を2つも楽しめるなんて、本当に幸せです!

若松屋 村井六助
若松屋 村井六助
こちらは脱衣所と洗い場でございます。
ご査収ください。
若松屋 村井六助
ドライヤーは両方の脱衣所にあります。
風量もそこそこで問題なし!
はぁ~ほんといい風呂で眠くなるな~。
ちょっと昼寝も楽しんで、、、お腹空いたので夕食にしましょう。

食事:朝夕ともに個室です

朝夕ともに個室でいただきます。

自分の部屋ではなく空いている客室が会場です。

食事の時間は、

  • 夕食:18時から
  • 朝食:7時30分or8時

用意が出来ると声をかけてくれます。

お、呼ばれたので会場に行きましょう。

夕食:これだよこれ!山の幸のご馳走

若松屋 村井六助

まずは全体図。

旬の山菜をふんだんに使った料理です。

山形のパワーをいただきましょう。

若松屋 村井六助

まずは輝きを放つこちらから。

右側は「あけびの新芽」。

山形でこの時期に楽しむ珍味とのこと。

塩だけの味付けなので、ダイレクトに山菜の苦みと旨味を感じる一品。

まさに大人の味わい。

左側は「わらびの味噌和え」

シャキッとした歯ごたえから、中身はオクラに似た粘り気が。

これがじゅるっとしていて本当に美味しい。

一皿目からとんでもないご馳走じゃねーか。

若松屋 村井六助

いきなり日本酒とも思ったけど、

やはりまずは瓶ビールから。

あけび新芽の苦みをビールで流す。

大人の楽しみの一つですね!

若松屋 村井六助

こごみとしめじの胡麻和え

コリコリの歯ごたえのあとにキノコの香り。

胡麻和えにすることで調和の取れた料理です。

山菜がこんなに美味しく感じるようになったのっていつからだろ。

若松屋 村井六助

みて!

この分厚いカレイの煮付け。

甘めの味付けがどこか懐かしい。

子供のころに食べた味だ!

身もホロホロですごく美味しい!

若松屋 村井六助

山形は海にも面しているから海産物も美味しい。

これは近所の魚屋さんで仕入れているみたい。

若松屋 村井六助

もう一品魚屋さんから。

ししゃもの卵をカットしてわさびとマヨネーズで和えた料理。

これ美味しすぎて、

「これも自家製ですか」

「いえ、とっても好評なので近所の魚屋さんで作ってるやつを出しています。」

ってなんか恐縮気味でしたが、美味しいは正義です!

むしろ取り入れてくれてありがとうって感じです。

若松屋 村井六助

メインに行く前にこちらを追加注文。

地元のお酒です。

まったく主張しない食中酒。

後味が良く、口を切り替えるのにもってこい。

色んな食事に合ういいお酒に出会えました。

若松屋 村井六助

メインは煮物!

煮物って侮るなかれ。

にしん、姫竹、しいたけ、ウド。

にしんの独特な香り、姫竹のフレッシュな味わい、しいたけの食感。

どれも素晴らしいけど、

この煮物の主役はウドでした。

スッとする香りにシャキシャキの食感。

さらに後味の甘さ。

この香りと後味をお酒で流し込む醍醐味。

究極の田舎料理ここにあり。

若松屋 村井六助

山形名物「だし」

こいつはやることは決まっていますね。

よく混ぜて、、、

若松屋 村井六助

はい!これ。

一気に流し込むように食べてしまった。

このだし美味しすぎる。

若松屋 村井六助

アスパラが珍しい漬物。

アズパラは旬です。

山形県の味付けって素材の味を生かした味付けな気がする。

しょっぱくなくフレッシュな漬物が嬉しいです。

ってな感じの夕食です。

どれもゆっくりよく噛んで味わうと色んな表情を魅せてくれる料理でした。

なんて言うのかな、どこか懐かしくとても深い時間になりました。

もっと年齢を重ねたらまた味わいたいな。

大人におすすめの食事でした!

うん、大満足!

朝食:山形のエネルギーをチャージして最高のスタート

お風呂の効果なのかすごくよく眠れました。

それで早起きして朝市。

からの朝風呂。

朝から濃密な時間を過ごしました。

そりゃ腹もペコペコです。

若松屋 村井六助

いいですねー、まさに正しい旅館の朝食。
若松屋 村井六助
お、これは朝市でも売っていた「ねじり大根」を使用した煮物ですね。
切干大根より味が濃くて好きだな~。
若松屋 村井六助
これは春菊ともやしのおひたし。
春先の春菊は柔らかいし、そこまで癖もなくいいですね。
若松屋 村井六助
鮭も美しく焼きあがっております。
白米もすすむぜ。
ホイルの中は椎茸に辛味噌を和えたもの。
これも絶品。
これだけで米いけちゃうよー。
若松屋 村井六助

そしたら全部乗せちゃいましょうね。

温泉卵を崩して。

海苔で巻いて食べるご飯に勝てるものはないですね!

うん、最高の朝。

若松屋 村井六助

山菜独特な香りが鼻に抜けるみそ汁。

みそ汁で清涼感を感じるなんてほんとすごい。

うん、なんか土地のエネルギーをチャージしたな。

今日もいい一日になる予感しかしない!

まとめ:まさにユ(湯)ートピア

風呂に入りたくなったら風呂に入り。

眠たくなったら眠る。

んで腹が減ったら元気が出る食材を食う。

きれいな空気に美味しい水。

自然のパワーを分けてもらっているイメージ。

まさに理想郷がここにありましたな。

だって、ビックリするくらいメンタルも体調も良くなったから!

そりゃこの辺の人はみんな優しい顔してる訳だわ!

ほんと大好きな場所が増えました。

てことで、おしまい!

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