【予算2万円 バスで行く】長野県 渋温泉1泊2日旅行

こんにちは、ジャランです。

今回は1泊2日で渋温泉に行ってきました!

渋温泉は、情緒あるノスタルジックな雰囲気の温泉街です。

渋温泉 街並み

宿泊客限定の湯めぐりが楽しい。

渋温泉 外湯

観光には、志賀高原や猿の入浴が見られる温泉「地獄谷野猿公苑」があります。

東京からのアクセスも抜群(新幹線利用なら2時間30分程度)。ちょっとした旅行に最適です。

それでは、今回の旅行記を写真多めでご紹介したいと思います。

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東京から長野駅へ(高速バス)

高速バスで長野駅行へ。まずは長野駅を目指します。

高速バス(WILLER EXPRESS)

今回利用したバスは、WILLER EXPRESS社の長野行きの路線です。

長野駅行きのバスは、バスタ新宿のD10番の乗場から発車しています。(7:10発)

バスタ新宿

  • 所要時間:約4時間30分
  • 料金:往路2,300円(プレミア会員割引300円)
  •    復路1,500円(プレミア会員割引300円)

長野駅まで新幹線で行った場合は、所要時間1時間20分で8,340円。

朝早起きを頑張れば、往復で12,880円差があるのでバスを選択しました。

※時期によっては往復で3,000円も可能です。

平日のラッシュにハマったこともあり、バスは定刻を10分くらい遅れてバスタ新宿を出発しました。

座席は予約時に指定します。

仕切りがあるので、隣が知らない人でも気にならなそうですね。

WILLER EXPRESS

シートに電源もあります。

前回利用したときは、直接USBケーブルが挿せる端子がついていましたが、今回はACアダプタを指すタイプでした。

バスによって違いがあるみたいです。

途中、三芳SA、横川SAでそれぞれ20分の休憩をします。

WILLER EXPRESS

朝から天気が悪く、雨が降っていました。

最近旅行に出るときはいつも雨が降っています。(バスの写真は三芳SA)

横川サービスエリア

横川SAでは強い雨。

バスは10分遅れて、長野駅東口に到着しました。

あいにく、どよんとした空模様ですが、雨は降っていません。

WILLER EXPRESS

雨の予報でしたので、ラッキーってことにします。

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WILLER EXPRESSのプレミア会員はほんとにおすすめです!

  • バスの運賃がいつでも300円引き
  • 申込者がプレミア会員であれば同乗者にも適用
  • 空きがあればシートがランクアップ

会費はクレジットカード払いなら、15カ月で1,100円。

2人で旅行すれば、片道300×4=1,200円。

1回の旅行で元が取れてます。

WILL EREXPURESSは路線こそ多くはないものの、値段は最安値になるので格安旅行の強い味方です。

チケット申込時にプレミア会員の申し込みも同時にでき、そのチケットから割引の対象なので、2人以上で乗車する場合、何度も乗車予定がある人は迷わず申し込みましょう。

WILLER TRAVEL

長野駅周辺を観光

12時を少し過ぎたころに長野駅に到着。

いい時間でしたので昼食がてら長野駅周辺を観光しました。

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十割そば 大善

長野県といえばお蕎麦!

善光寺周辺にはたくさん蕎麦屋があります。

その中でも口コミ評価が高い蕎麦屋「十割そば 大善」に行ってみました。

十割そば 大善 外観

口コミでは行列が出来ることもあるみたいですが、この日は空いていました。

まずは、そば焼酎のそば湯割りを注文。(350円)

十割そば 大善 そば湯割り

焼酎の香りと蕎麦の香りが、ブワっと鼻に抜ける感じがたまりません。

蕎麦粉をゆっくり溶かしがらお蕎麦を待ちます。

大善定食【そば・いなり・天ぷら(小)】(1,000円)

十割そば 大善 蕎麦

このセットで1,000円ってコスパがバカです。

蕎麦は十割蕎麦だし、天ぷらは揚げたて。

甘い味付けのおいなりさん、東京にあったら週一で通うレベル。

いいランチでした。

善光寺観光

近くまで来たので、善光寺でお参りをします。

曇り空が残念だな~。

善光寺

おやき 長野いろは堂

妻のすすめでおやきを食べてみました。

善光寺表参道にある店舗に立ち寄ります。

おやき 長野いろは堂

私、野沢菜ってあんまり好きじゃないんですけど、今後野沢菜好きを公言することにしました。

野沢菜のおやき(220円)

いろは堂 おやき

もちもちの皮に、しょっぱい野沢菜。

苦手なはずだったのに無限に食べれそうです。

長野県って何食べても美味しい!!

長野県から渋温泉へ(長野電鉄+徒歩)

14時27分発の特急列車で長野駅から湯田中駅へ移動します。

  • 乗車時間:45分
  • 乗車料金:1,290円(特急料金100円)

JR長野駅の善光寺口を出てすぐの場所に乗場がありました。

長野電鉄 長野駅

切符を購入して電車に乗り込みます。

長野電鉄 切符

「特急ゆけむり」

長野電鉄 特急ゆけむり

全面展望のパノラマシートは早い者勝ちです。

どうしても座りたいなら早めに行った方がよさそう。

長野電鉄 ゆけむり号

いよいよ、非日常に入った感じがしました。

地方のローカル線の雰囲気って好きなんですよね~。

のどかな風景を眺めていると終点「湯田中駅」に到着しました。

長野電鉄 湯田中駅

湯田中駅から渋温泉へは、ここから徒歩20分。

歩いて向かうのは我々だけでした(笑)。

多くの宿では送迎サービスがあるようです。

湯田中温泉

駅前にあるローソンが最後のコンビニなので、買い物を済ませます。

※お酒類は温泉街でも買えます。

長距離歩かされるのかと、妻の不信感を感じつつもスルーしながら歩きだします。

(四万温泉の旅行で信用を失っています)

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四万温泉 積善館

平和記念観音通りを歩いて行くと上り坂が多く大変でした。(妻の機嫌も怪しかった)

川沿いを歩くルートですと、アップダウンがほとんどないのでおすすめです。(妻も楽だと言っていた)

※この写真は平和記念通りを歩くルートから。写真にある川沿いの道を歩くと楽に歩けます。

12~13分歩くと石畳の道が見えてきます。

渋温泉街

昭和の温泉街ってかんじでいい雰囲気です。

徒歩だと色々な景色と出会えます。

文句言われても、自分のスピードで色々見てきたいです。

渋温泉街

宿に着いた瞬間、雨が降ってきました。

ギリギリセーフでした。

若木屋旅館

16時すぎに宿に到着。

こじんまりとした、全5部屋のアットホームな宿「若木屋旅館」に宿泊しました。

若木屋旅館

こちらの宿は、なんといっても料理が最高!

自家製野菜を使った、品数の多い料理。

熱いものは熱いうちに運んでくれる、まるで料亭のようなサービス。

お腹いっぱいになるまで食べました。

若木屋旅館 夕食

お風呂は、源泉かけ流しの温泉を24時間貸切で楽しめます。

宿の情報については別の記事で詳細にまとめていますので是非ご覧ください。

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若木屋旅館

1泊2食付きで9,750円、驚異のコスパだと思います。


外湯巡り

渋温泉では外湯巡りを楽しめます。

渋温泉には、地元の人が毎日利用する外湯(共同浴場)が九つあります。 昔から大切に守られてきた外湯を渋温泉に宿泊するお客様にも解放し、渋の湯の恵みを楽しんでいただけるのが「九湯めぐり(厄除巡浴外湯めぐり)」。
それぞれ源泉や効能が異なる外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐります。
最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就。
九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるといわれています。

引用:「渋温泉九湯めぐり」より

若木屋旅館の目の前に7番湯「七繰の湯」があるので、夕食前に行ってみました。

旅館のフロントで、外湯の鍵を借ります。

渋温泉 外湯巡り

7番湯「七繰の湯」

渋温泉 外湯巡り

夕食前の時間は、人がいないのでゆっくり入るチャンスかもしれません。

渋温泉 外湯巡り

ここのお湯は金属の臭いがすごかった。前に人が入っていたためか、ちょうどいい温度で楽しめました。

6番湯「目洗いの湯」

6番目のお風呂も若木屋旅館から見えていたので立ち寄りました。

渋温泉 外湯巡り

美人の湯と言われているお湯です。

渋温泉 外湯

全力で湯もみしたのでお湯が波打っています。

渋温泉の源泉はどれも熱くて、入ってる時間より調節している時間の方が長いように思います(笑)。

夕食後も外湯巡りを楽しみます。

5番湯「松の湯」

夜の外湯巡りは雰囲気がいいですよ~。

渋温泉 外湯巡り

浴槽は4人くらい入れる大きさ。

渋温泉 外湯巡り

地元の方が入浴していたので温度調節が完璧でした。

「次入る人が熱いと大変だから水は出しっぱなしにしといて~」

渋温泉 外湯巡り

地元の方は、直接注ぎ口に水をいれて薄めるんですね。

匠の技術です。

長野県 りんごジュース

汗をかきすぎて、乾いた身体にピッタリでした。(150円)

話し好きの店員さんが多く、どのお店でも会話が弾みます。

普段めんどくさいと思うやり取りも、旅行に行ったときは楽しく感じます。

4番湯と2番湯にも行きましたが、身体から汗が噴き出していて、足までしか入れませんでした。

1泊で全部のお風呂を巡るのは大変だと感じました。外湯巡りが目的ならありかもしれませんが、我々はのんびりすることが目的です。

なので今回はこのくらいにしておきました。

また、次回の楽しみにとっておきます。

長野県 ご当地ビール

風呂上がりにご当地ビール!(2本で763円)

七味唐からしビールは後味がピリっとしていて不思議な味わいです。

旅行に行ってご当地ビール幸せです。

この日は、部屋で飲んでぐっすり寝ました。

2日目 旅館から湯田中駅

朝10時前に旅館をチェックアウトしました。

長野駅でランチをしてから帰ろうと思っていたのですが、朝食が美味しすぎてお腹がはち切れそうな状態でした。

若木屋旅館 朝食

どの品も美味しすぎて、おひつが空になるまでご飯食べてしまいました、、、

さすが料理が評判の宿です。

お腹は限界ですが、どこにもよらずに帰るのはもったいないのでグーグルで検索します。

湯田中駅前に口コミが良さそうな喫茶店があるので寄ってみることにしました。

もちろん、帰りも徒歩で駅まで行きます(笑)。

妻もダイエットを兼ねているので納得しています(重要)。

ティーサロン 都

外から中が見えないので入りにくいですが、入ってみます。

ティーサロン 都

店内は、昭和の雰囲気漂うザ・喫茶店

ティーサロン 都 店内

先客は、地元のお母さん達と男性客の2組。

地元の人たちがよく利用する、地元に愛されているような雰囲気でした。

ティーサロン 都 メニュー

メニューも懐かしい。

しかしケーキセット600円は安すぎるな。

ティーサロン 都 ケーキセット

レアチーズに長野らしくりんごとキウイを添えた一品。

コーヒーはサイフォンで丁寧に淹れているので、濃くてキリっとした味わい。

ティーサロン 都 カフェオレ

妻はカフェオレを頼んでいました。

昭和の漫画に出てきそうな素敵な空間です。

1980年代にタイムスリップしたような気分を味わえる素晴らしい喫茶店でした。

見送りもこれでもかってくらい丁寧でした(笑)。

また行きたいなぁ~

湯田中駅から長野駅へ(特急ゆけむり~のんびり号~)

11時20分発の電車で長野駅へ。

改札を抜けると、駅員さんに列車の形をした観光MAPを手渡されました。

長野電鉄 のんびり号

観光案内列車「特急ゆけむり~のんびり号~」でした。

この列車は、車掌さんによる、沿線の観光スポットや歴史に関する車内アナウンスがあります。

途中、撮影スポットで停車したり、車掌さんによる「故郷(ふるさと)」のアカペラがあったりとエンターテイメント性に富んだ観光列車です。

照れながら歌う車掌さんの歌は、なんかほっこりしました(笑)。

地方のローカル線の温かい雰囲気って本当に好きです。

沿線の風景や歴史の説明は有料でもいいんじゃないかと思える内容。

たまたま乗った電車が観光列車でラッキーでした。

料金は通常と変わらないのでお得感があります(笑)。

りんごジュース(250円)

長野電鉄 のんびり号

他にも、長野県のグルメが楽しめる車内販売がありますので、長野成分が足りなければ最後の補充もありです。

長野電鉄 のんびり号

展望席に座れたらよかっただろうな~

なんにしても最後までいい思い出ができました。

長野駅から東京駅へ

13時00分出発です。

WILLEREXPURESS

来たときに下車したところと同じ場所から乗車します。

行きと同様、横川SAと三芳SAで20分づつの休憩を挟み、バスタ新宿へ17時50分(定刻)に到着しました。

今回の出費

今回の出費をまとめました。

  • バス:3,800円(往復)
  • 電車:2,580円(往復)
  • 大善:2,200円
  • いろは堂:220円
  • りんごジュース&雷鳥の里:750円
  • 地域限定ビール:763円
  • 旅館で頼んだ日本酒:1,320円
  • 若木屋旅館:9,750円
  • ティーサロン 都:1,000円
  • りんごジュース(車内):250円
  • りんご:100円
  • 雑費:1,712円

1人分に直すと20,287円でした。

まとめ

今回の旅行は、予定していた旅行が延期となり直前(5日前)に決めた旅行でした。

ほぼノープランで行きましたが、すごく充実したものになりました。

長野県の人って本当に優しいんです。

旅館の女将さんや、商店のお母さん。

少しの会話でこっちの気持ちが優しくなる話し方をしてくれるんですよ。

渋温泉のお店で、3つで100円のリンゴを買った際に、「仲良さそうな2人だからおまけしてあげる。」と倍の6個にしてくれた粋なお店がありました。

そこのお母さんが「またきて。」と言った言葉と表情がなんだか心に響いて忘れられません。

祖母を思い出す言い方だったのかな。

文章力がなくうまく伝わらないと思いますが、長野の人と接するとなんだか懐かしい優しい気持ちになれると思います。

今回の旅行で長野県がますます好きになりました。

優しい人々と元気になれる食事と温泉。

このブログで興味を持った方がいたら出掛けてください。

きっといい思い出になります。

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